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2009年9月 4日 (金)

横山旧道

橋津原のバス停留場からすぐ山手に向かい、二股で

左に行く。何軒かの民家を過ぎて、水道施設の建造物が

が右手に見える。

Dsc04186 Dsc04155

やがて鬱蒼とした杉林になる。林の向こうに石垣が

横に伸びているのが見える。道はたちまち細まり、

草がかっぶって来る。

Dsc04174 Dsc04167

さらに行くと右手山より彫り落ちている沢と出くわす。

増水時に押し出されたものか倒木が想像を掻き立てる様相で

倒れている。一滴の水の気配なく沢は枯れている。

道は左に大きく山の腹を巻くように曲がっているのが見える。

上から見るとこの横倒しの2本の木の向こうに

草のない部分が見えるがこれが旧道である。

この地点に立って山を見ると東南の一角が赤松の幹で

真っ赤に染まっている。昔植林したものという。

Dsc04156

倒木をくぐり、乗り上げ、沢から少し行ってみたが倒木が

交差して道をふさぎ、かなりの装備でなければちょっと無理。

写真では二本の倒木も小さく写っているが、

かなりの大木が倒れて道をふさいでいる。

Dsc04160 Dsc04166

ただ戻るのももったいないので帰り際、丸太の梯子を

 登ってみると延々と東南に向かって上水道の水路が

伸びている。水は完全に枯れ、杉の葉が堆積して

埋まっているところもある。

宮が施ダムが出来たときの補償で作ったものという。

Dsc04170 Dsc04171

長々続いた水路は堰堤まで伸びてそのその左に細い梯子状の

板が掛かっている。

見にくいのでクリックしてリンクを開いてみてください。

上はこういう有様。

右山手からから繋ぎ目のさびたパイプが突出している。Dsc04176

堆積した倒木を巻いてかろうじて踏み跡が見える。黍殻山に

抜ける道かというが、これはさて??

この地点から杉木立の合間を見上げれば、

横に広がる山が見える。高い山ではない。

あの山は横山から伸びるクラボネで(どういう意味?)

昔あの尾根を通ってさらに奥の部落へいったものだという。

今度さらなる探訪の余地あり。クラボネの尾根に取り付く

であろう事は間違いない。

Dsc04175

クラボネね~どんな字を書くんだろう。

Dsc04172

今も残る、この細い道。

用事があれば雨の日も冬には当然雪の日も、つい最近の昔?

(へんな言い方)其れを知る人が今も高齢とはいえ生きて語る。

何百年前でもでもない頃、人々はこの山道を通っていた。

古きをたずねあたらしきを知る温故知新というが

この何十年かの変動が、不気味にさえ感じ、

今の便利さにたたずんでしばし絶句する。

人は最終的に何がほしいのだろう。きりがないよなー。

Dsc04158

今日はかろうじて花二つ

此花は何百年昔から来る夏、くる冬を見てきたのだろう。

水引も生えている。

赤い実をつけているマムシ草かテンナンショウか?茎に

マムシのまだら斑紋がないからテンナンショウだな。

   Dsc04169 

虫がないている。ひたすらに虫が鳴いている。

疲れないのかと思うほどいつまでも鳴く。

その虫の音を聞いていると、ふとたずねたい。

やむを得ず鳴いているのです。気がついたら鳴いていました。

なぜなのか自分にも分かりません。

と問えば、応えるような気がする。

人もまた同じ、なぜ生まれ何故歩みそして死に、さらに生まれ

繰り返し続けるのか?行く果てに何があるのか・・・。

止むに止まれず、訳もなくただ訳もなく。

知る由もなく、ただ虫のように花のように・・・。

この星のある限り・・・だろうか。

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