« 雨の北丹沢山麓 | トップページ | 花の土曜日か? »

2009年11月18日 (水)

小屋番6日目拾い物

今日もいい天気

小屋番さんや常連が一生懸命拾っておいた薪が、当然風倒木。

指で押すとぶくぶくと崩れて半ば土化している。

当然燃えるわけが無い。そこで散策に出ると小屋の下で

1日に吹いた竜巻状の風に幹から折れた、手ごろな小枝を発見。

ぼろ手袋に廃油をしみこませマイガスとか言うバーナを

噴出させて火をつけるのだ。

今日は其れに懲りて、残りの枝を拾いに行った。

2009110508020000 2009110611390000

木の芽もしっかりついているから、少し干して、たきつけにしたら

火力が出る。この小枝をもっと早く見つけていたら、

あの、寒さと疲労に口も利けなかった救助隊のために

たちまち火を起こしてやれたのに・・・残念。

少ししか枝を持ってこなかった。

拾った場所は県の調査で種を集めているというクラゲのような

網が設置されている下。人間が歩くなといわれているところに

鹿が毎日集団で入場して枯れ草の根元に飛び出ている新芽を

しゃぶっている。「鹿がいますよ」というと「鹿柵を作ろうかという

話にはなったんですが・・・」「鹿柵ね~いろいろな物を作るのは

良いんですが、その後の管理がね~維持管理と後始末がね~

この前も、錆びて倒れた何の金網かわからなくなったようなものに

足を引っ掛けて登山者転んでいましたよ」

どうせなら、地球に網を掛ければいいのにね・・・!?。

最後は独り言・・・。爆笑パワーも湧いてこない。

ついでに割れたワンカップのかけら、鋭利にとんがって

危険極まりない。

土に半分埋まった空き缶

2009110510290000

などなどを、拾ってくる。何で登山道に捨てるか!!と、ここでも

ライダーはむかついている。離れたところに捨てろ!せめて

ちょっとばかり離れたところに捨てろ、そうすれば掘る手間が

要らない。こんなに埋まっていてはどうしてもスコップが無ければ

拾えないものがある。

ムカツイテムカツイテ、怒り静まらず、今度から

青ケ岳山荘ではビールの販売、酒の販売中止の方針を

考えた。ビールは上げようよ(ボッカしようの意味)というが

確約はしないよ。

昔のサルのように鹿が集団で枯れ草の付け根の芽を

延々となめるように食べている。

5頭組み、3頭組、2頭組み、大きめの体は母親らしい。

かなり傍によってもびくともしない。

此処までは大丈夫という距離が彼らにはあるらしい。

あまりに悠然とむしゃむしゃしている様子を見ていると

毎日毎日、仕事のように片っ端からなでられては

来春この山腹では草が出ないだろうなーと不安になる。

「お前たちも生きていたいんだろうけれど山だって山で

いたいんだよ、草と木に守られてのやまだからさー・・・」

と独り言がでる。

20091106113400001

これは5頭と思う。右の方にいるが写真に入らなかった。

この距離は写真では小さいがかなりの近さ。

様々な問題に丹沢はひしがれている。其れは現在進行形だ。

ぶなの枝には木の芽が無いのが目立つし枝打ちもまばらだ。

枝を掛ける能力が失われているのだ。

中腹以下はまだ木に勢いがある。然し山頂近い原生林は

枯れ、衰弱が目立つ。この線引きは酸性雨。

始終かかる霧が山頂をなでる、この霧に酸性が含まれている。

輪廻転生世の習いで丹沢は回れるか、毎年来る季節のように

いつまで再生、転生、回転が出来るか!?。

何か出来ないか、ささやかな何か、塵拾い、崩落止め。

何よりも、良識の喚起。

・・・そういえばこんな人が休憩した。

「私はまだ元気なうちは、ストックを使わないようにきめたんです

木の根がひどく痛んでいますよね、靴の鋲とストックに

突かれているんです」

本当に網の目のように張って土を抱えている木の根の上に足を

置くとき、迷う。どこにおこうか・・・と。木の根は上半分が剥け

再生を図って木の皮が剥けた幹肌を巻き込んで盛り上がり

又剥けている。

ゆっくり山を登ると見える。

言葉も無い。

無学者が勉強してきて、本日写真3枚追加、編集しました。

« 雨の北丹沢山麓 | トップページ | 花の土曜日か? »

丹沢山塊桧洞丸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 雨の北丹沢山麓 | トップページ | 花の土曜日か? »

最近のトラックバック

カテゴリー

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ