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青ケ岳山荘へのアクセスに中央線の藤野がある。
北から入ると、アプローチが長い。今日は新たなHP作成に向か
って、バス時刻表と検索のURLを調べに行った。然し、昔の話し
だが相模線の橋本からバスで三ケ木に着き、乗り継いで東野で
下車。今は、やっていない長者舎山荘に一泊した。音久和で方向
が分からず、指導標も分からず、分技点で暗闇の中、明かりの
灯っている家の前から、物の気配に向かって道を聞いた・・・。
南から北側の此処に来るまで一日がかり、三ケ木から西に向か
う夕焼けの山波は赤く染まり、行けども行けども車窓に現れる
山の稜線は重なりあって尽きることなく、遠くへ旅をしているのだ
という実感が降る様に湧いた。
当時のことは今もはっきり覚えている。今ならば、ものの
数10分でこの地に到着する。道路は舗装、カーブは直線。
早くなった。車の往来も当事の面影もない。
今、バスに乗ってゆっくり山麓に一泊する登山者が居るだろうか?
懐疑的思いでバスの中継所を調べに行った。神奈中のバスの
URL では検索できないからだ。藤野駅から東野まで直通だった
バスも廃線になったり又始まったりと落ち着きがない。
新しく出来た乗り換え地点に建てられた施設は立派で、時間帯
当然本数は少ない。
携帯電話からバス時刻を検索できるという硝子越しの説明書を
写真で撮って、色々調べた時刻表をラミネートに掛けて山小屋に
設置しようと子供のところに向かう。ラミネートなるハイカラな物は
青ケ岳山荘にはまだない。子供たちは緑化活動に特に熱心で
やる気満々。乞う、ご期待。というところか。
帰り際に振り返って、パチリ!・・・左にかろうじて写っているワイ。
香り抜群の子供が仕入れたエチオピアコーヒーを山小屋でも
淹れることになった。
相模湖は夕暮れ。正面から登る朝日には湖面が光り、夕日には
山が光る。この景色をつまみに、野外卓で飲むコーヒーは格別。
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