愛鷹山のツツジ
愛鷹山のツツジが2輪咲いた。
此処に来てから、泣かず飛ばずで生きている。写真映りは実に
悪くて気の毒のようだが、本来ならば目も覚めるような色。
大昔、富士吉田で買った。その店は、時代かなと思わせるドラマ
を残して消えて久しい。
今、愛鷹山に此花が自生しているだろうか。きっと採ってはいけな
いと言う花のうちでは無かろうか。
昔は、業者がこれは愛鷹山のツツジです。といえば、ああそ
うですかと、それ以上でも以下でもなかった。しかし奥野さんの苦
労に接して以来、待てよ・・・。と思うようになった。それで結局紐解
くのは、牧野図鑑。
色々なつつじが出ているがこれは無い。このツツジは雄しべは
8本。長いのはめしべ。
さて、
ミツバも東国に対し、西国があるというが、図は出ていない。愛鷹
のコバノミツバと言うのも買って、これは実生して今も内にある。
図鑑にはコバノミツバと言うのは載っているが愛鷹と言う個体差
はない。当然、際限の無い話になるからだろう。花付きは異常な
ほどよく、毎年小さい樹で這うように咲く。
又種まきに挑戦するか。戻してやることも考えないと・・・。きっと採
ってはいけないといわれる物を、買ったんだろうな。知らなかった
と言って開き直れる物ではないな。法にのっとってという考えもあ
るが、法って人間が創ったものだからな。人間は完全では無いか
らな、いいと思う人はいいだろう。思えば気色悪いと思う、人の話
しだ。
ちなみに、牧野図鑑に載っているシロヤシオツツジのおしべは
5本だが、桧洞丸のシロヤシオツツジにはは9~10本ある。
フッシギ?
@
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