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2010年5月 9日 (日)

愛鷹山のツツジ

愛鷹山のツツジが2輪咲いた。

此処に来てから、泣かず飛ばずで生きている。写真映りは実に

悪くて気の毒のようだが、本来ならば目も覚めるような色。

大昔、富士吉田で買った。その店は、時代かなと思わせるドラマ

を残して消えて久しい。

Simg_1850

今、愛鷹山に此花が自生しているだろうか。きっと採ってはいけな

いと言う花のうちでは無かろうか。

Simg_1851

昔は、業者がこれは愛鷹山のツツジです。といえば、ああそ

うですかと、それ以上でも以下でもなかった。しかし奥野さんの苦

労に接して以来、待てよ・・・。と思うようになった。それで結局紐解

くのは、牧野図鑑。

Simg_1994

Simg_1993

色々なつつじが出ているがこれは無い。このツツジは雄しべは

8本。長いのはめしべ。

さて、

ミツバも東国に対し、西国があるというが、図は出ていない。愛鷹

のコバノミツバと言うのも買って、これは実生して今も内にある。

図鑑にはコバノミツバと言うのは載っているが愛鷹と言う個体差

はない。当然、際限の無い話になるからだろう。花付きは異常な

ほどよく、毎年小さい樹で這うように咲く。

又種まきに挑戦するか。戻してやることも考えないと・・・。きっと採

ってはいけないといわれる物を、買ったんだろうな。知らなかった

と言って開き直れる物ではないな。法にのっとってという考えもあ

るが、法って人間が創ったものだからな。人間は完全では無いか

らな、いいと思う人はいいだろう。思えば気色悪いと思う、人の話

しだ。

ちなみに、牧野図鑑に載っているシロヤシオツツジのおしべは

5本だが、桧洞丸のシロヤシオツツジにはは9~10本ある。

Simg_1959

フッシギ?

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