« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月

2010年6月30日 (水)

山野草ピンボケの庭

洗濯物を干しつつ、何の気なしに目をやれば、岩付きの岩タバコ

の満開・・・。気がつかなかったー。雨の多い年で、10日も照れば

流石に、地植えとはいえ、水の心配も季節的にしそうなものが、今

年は雨が多い。気にしていないから咲いたのも気がつかない・・・。

明るいピンク色の塊に、あれ!と言う有様。正に自生地化。理想と

いえば理想なのだけれど、植えたんだから、見ようよ・・・な。

Simg_3371

紫も端っこに。

削除

葉っぱのほうにピントが行ってますね。

Simg_3373

米つつじも咲いています。米ツツジは、難しいかなと思ったけれど、

育って、こんなに花が付くとはねーーー。自分で種を撒いて、有る

程度育てた物だから、枯れて元々と、余裕でこういうことも実験的

に出来るけれど、普通は出来ないだろうな。

Simg_3374

アップ!。

可愛いよ。

と言うようなわけで、蚊取り線香をダブルでぶら下げて、草むしり

をして。

Simg_3375

ほーーらやった!。まだ明るかったのに。日陰で伸びたどくだみ

を抜こうとして、一緒に抜いてしまった。ショック!。レンゲショウ

マです。アーーショック!仕方ない。葉を半分落して別の場所に

植えてみる。根が少々付いているから、何とかなるか。

何時だったの?19時01分?。デジカメの記録にでている。

もうっかい!あーーーくやしーーーぃ!!。20年も掛けて増やし

たのに。

見上げれば、柘植の葉がモウモウとして、又ヘッジトリマで、葉

刈りの時季か・・・。又そこいらじゅう引っかき傷のオンパレード

か・・・・・・。今日は思っただけで、めげる。

2010年6月26日 (土)

羽蝶蘭の石付き

「うちは満開通り過ぎたのに、何で咲いていないの?」といわれるが

山と、都会とでは違うのです。いくらハウスがあっても、雪が降る霜

が下りる。4月までですよ、それも頻繁に・・・。おそ霜にやられた芽

がかなりあるんです。泣き言いっても始まらない、石のあしらいを

話していて、ふと、石付きでも作ろうかと思いつき、お客さんも帰った

事だし、ドリルを探し出し、放置しきっていた石をたわしで洗う。

どうと言うこともなく、第1号完成。

Simg_3339 

この軽石は、結構大きいので、経済効果を発揮して、中をくりぬいて

転がりだした小さい石で、こんな物を作った。

Simg_3349

ありゃ!全部写っていないジャン。おまけにピンボケ。

これです。

Simg_3350

水盤の中の右の石。

で、今度はこの石。

Simg_3334

変な格好の石を、じっと見て、完成図をイメージする。で、草を

あしらっておく。

Simg_3336

で、2本立ちの羽蝶蘭をポコンと入れる。

Simg_3337

で、苔をあしらう。

Simg_3338

完成!。簡単な物だ!中身はその日の気分で交換OK!。

で最後はこれ。

Simg_3341

はじめは、石を見る。どの面を上にするか、下にするか、横にするか

上にした場合はこういう出来になる。下を広げて安定感を出したらこ

ういう完成図になる。然しこの石は、小さいので、下を広げたら、植

えるものは小さな草に限られる。草ならばもっと薄い物でもいいが、

このぐらい厚みがあれば、羽蝶蘭が行ける。と言うことで決まり。

庭の石組みでも、石鉢でも、何処を正面にし、芯・受け・止めのあしら

いにするか、石を見せ、草を見せて活かすにはどうするか、段を貰っ

たときには、分からなかった。実地を何十年か積んで、免許を読んで

始めてしみじみ意味が分かった。この話をすると長くなるのでチョン。

切り。本当は皆が大好きな話満載なのに、今回サービスなし。

Simg_3342_2

荒削り完。茶碗のように薄く渕まで削るのは愚。チョキのやる

こと。

Simg_3345

化粧削り完。

Simg_3347

羽蝶蘭入れて、余白に草をつけて完。

初めて、軽石付きをはじめから思いついて写真撮っていたら、最後

の石を鑑定してから出来上がるまで、羽蝶蘭消毒し、水盤洗って乗

せて写真撮るまで25分だったなぁ。ふーーーん。こんなものか。

この写真を参考にしても、うまくは行かないこと、羽蝶蘭がうまく育っ

ていかないことがあるでしょうが、いくら語っても駄目です。それはな

ぜか、人は、見ないし、聞かないからです。聞く気が無いからです。

そんなことは無いとおっしゃるでしょうが、このことに語る本人が、初

めて気がつきました。それぞれの問題です。

さて、

何年ぶりかで、軽石掘ったけれど、やっぱり面白い、何でこんなに

面白いことばっかりある人生だろ。簡単に死んじやぁイランナイな。

散々炭鉱夫?をやった証拠見る?ほらこれなんだと思いますか?

Simg_3348_2

磨り減ったバールでござんす。これが2本目。ご苦労さん。我輩の骨

も磨り減ったけれど、お前も働いて働いて、減りましたねー。エライ!

オーシ!上出来。すべて上出来。

2010年6月24日 (木)

有名なコーヒー

今回もいろんな人に逢い、色んな話をきいた。聞かされたというべ

きだろうか。

「これから登るんですか」

「はい」

「小屋に泊まるのですか」

「そーなんです」

「あそこのコーヒーは格別の旨さだそうですね」

Simg_3108

「えっ!飲んだことがありますか?」

「いえ、ないです」

「・・・・・???じゃあ、お友達が??」

「・・・・ウーン・・はい」

「大分前の話ですよね」

こんな会話をしていると、後ろで黙っていた連れの男性が

「その割で無い、旨くない」といった。

「そうですか」

「高いだけ・・・高い」

「そうですよね、800円ではね」と相槌をうった。

昔、橋本にユニーがあって、其処のコーヒー豆のブルーマウンテ

ンが抜群だった。その豆ならば嫌いな当方も、もうまいと思った。

そのコーヒーの豆屋さんが倒産した。それ以来、豆探しをしている

が、あれ以上の豆に出会わない。ブルーマウンテンを800円で出

しているようだが、それを味見してみたことが無い。コーヒーが嫌

いなせいも有る。然し事態が此処にいたっては、嫌いだからと、言

っては居られない。コーヒーを入れて飲んでみたが、少しも旨いと

思わない。

「これじゃあな・・・・・」

と一人考え込む。この話しを小屋番にすると

「その人の好みですよ、うまいという人も居るんです!」

と真剣に成って、答える。

そこで、じっと観察していると30日に8人の団体がコーヒーを注文

した。機械で挽くのかと思ったら、磨り減ってはかどらないミルで

ゴリゴリ、Sさんがやっている。そして入ったコーヒーを野外卓で

飲んだ登山者、カップを返しに来ていった言葉が

「おいしかったです!本当においしかったです!」だった。それが

嘘か誠か、顔を見れば分かる。

「ふーーーーん・・・・・・・・・!!やっぱりそうか!」と思い当たる

節に、しばし沈黙。

一人の注文ではこんなに感動はしない。これは温度と量だ。そこ

でコーヒーの注文を受けて、一人のときは7粒ぐらい量を増やす。

まず、お湯を沸騰させ容器を暖める。豆に湯を注ぎながらコーヒ

ーカップをたっぷりの熱湯で暖める。それをヤカンに戻し、ガスで

沸かしつつ少しずつ豆に湯を通す、通しつつその容器をガスの上

で、25センチぐらい離して、さめないように保持しておく、沸騰させ

ては絶対駄目。そうして淹れて出すと

「うまーーーい!!」と100%絶賛する。これが芝居なら、皆名役

者だ。イマイチだなと言う人は、口を聞かない。そこいらがメモリ。

「評判が落ちたコーヒーなんですよ」というと

「まさか、この味分からないんじゃあコーヒー飲む必要は無い、山

に来て、まさか・・・こんな本格的なコーヒー飲めるとは・・・!」

と言ってくれる。お世辞かな?と思えどそうでもなさそうだ。じゃあま

ずいコーヒーってどんなコーヒーだったのかと思えどにわか小屋

番に分かるすべが無い。心が忙しかったんだろう・・きっと。

①豆は手挽。②水が良いこと。③お湯は87度をキープ。④食事中

には出さない。こんなところが原則。かな。

世の中何に腹が立つといってまづい物に金取られるほどむかつくこ

とは無い。旨ければ高くてもいいのだ。と思う。

正直、山のコーヒー入れほど、嫌な物は無い。火がいる。水が良く

ないと駄目、豆の保管がいる、手間がいる、気合がいる。それに何

よりも景気の悪い暇な山小屋で無いと駄目で(忙しければ集中でき

ない)おまけにムキになる変な小屋番がいなければもっと駄目だろ

う。難しい問題だ。まぐれの出会いを念じよう。

思い返せば・・・・・・・・

登山道を降りてゆく、あの二人がありがたくて、青ケ岳山荘のもので

すといったら、きっと本音は聞けなかった。

感謝しつつ、後姿にカメラを向けたら、声もかけないのに、彼女が振

り返った。吃驚しつつ、其処をパチリ。(お顔が分かりませんように、

縮めまくりました。プライバシーがどうこうの時代ですから・・・・。)

Simg_2409

「HPに載せてもいいですよねーありがとう御座いましたーーお元

気でねー又いつかねー」

と去り行く背中に声を投げた。又いつか・・・?逢えたら奇跡!。

ギンリョウソウもそうだとうなずいているか。

Simg_2413

山小屋の者として、本当にありがたい二人でした。最後まで、青ケ

岳山荘ですといえなくて、すみませんでした。言ったら、気まずい

思いをさせますからね。もしかしたら自然教室で、バレタかも。

よろしくない話を拾って、改善したいと思い、お察しください。陰な

がら感謝し、お詫びいたしております。

2010年6月20日 (日)

丹沢の沢と水

5月21日の入山に当たって、かねてから気に成っていた北面の沢を

数えつつ、写真を撮りつつ入った。天気予報は1日快晴。余裕だ。

まず、日陰沢を皮切りに、数え始めて写真を撮る。なぜエビラでな

いのかと言うことになると、みょうが沢とか、数えればきりが無いほ

どあるからだ。で、

日陰沢

孫衛門沢

ヤタ沢

大栂沢

桑の木沢Simg_2252

これ桑と言う文字ですよね。

ここいらで広河原を回る込むんだよ。

この大きい河原に彦エ門が合流しているわけです。

そうするとこの先、ヤタ沢のうえを渡るようになるからひとつの沢を

2度越えることになる。

ヒワタ沢

Simg_2260

こういう名も無い橋もある。

こういう名瀑もある。

Simg_2262

このしたがまた凄い迫力なのです。

Simg_2265

こんな立て札もでてきましたぞ。意味不明。

Simg_2266

何が完成したの!

Simg_2270

これ何の木橋と言うのだろ?。カヤだよねタワシもって行って

こすってみないと。

名無しの橋がまだまだあるよ。写真は載せきれないほど撮って

来たが、皆が大して興味ない種類だということも分かるので、省

略してこの程度に納めたが・・・・・・。

Simg_2273

もしかしてこれヤタ沢の上流??登山道通りすぎてからだから。

何しろ、凄い沢の数。丹沢たる名の所以。

山登りのついでに数え切れる物で無いということを実感した。こ

の最後の水場。此処に落ちていた、と言うより捨てて行ったんだ

な、それを、2週間後、車のバッテリーが上がって帰ってくるのが

夜中になった。水が飲みたくて、此処で水を飲み夜中の12時近

くに、初めてこのビニールを拾って帰った。車のバッテリーが上

がらなければ、四苦八苦もせず、のども渇かず、此処に止まっ

てまで、気になるこの塵はまだまだ拾われることが無かったな。

こうして何の疑いも無く、此処で水を飲んだが、果たしてこの水

も、いつまで飲める確証があるか。不明だ。

たった一人の塵拾いボランテイアも本日で最後の入山14日で

ケリ。山塵拾いの修業式。次の入山まで・・・・・。

・・・・・・いや、たった一人でなかったな。いたな。予想外に無言

の協力者が・・・沢山いた。おいおい紹介します。

で、なにを言いたいのかといえばこのように沢を抱えた水の山

たる丹沢が

得体の知れない細菌に汚染されているという現実を、丹沢にか

かわるすべての人に知ってもらう必要があると思って、サイトの

ページのボランティアにも載せた。長ったらしいと、リンクを貼ろ

うかと思えど、リンクを開けてみない人も多いので、じか貼りにし

た。これは重大な問題だと思う。人間の体力精神力すべての弱

さと、エゴのなせる業かと思う節もある。いつから山は、観光化

したのだろう。楽しみや、克服感、満足度、そういうものが無か

ったとはいえないが、又山は、禊の場、と言う意味も底辺にあっ

た。大昔は禊そのものだたかもしれない。厳しい山と言うものを

敬って、向う姿勢に、今とは違うものがあったと思う。

山に限ったことではなくて、事此処に及ぶ原因はもっと大きい物

のがあるのだろう、近年騒がれている細菌の問題だ。複雑な薬

品、化学物質のの混合。生物を介してくり返す、複雑な経絡。考

えもつかない予想外の結果。無かった物の出現。それに対応し

きれない、科学。現実。

見えない底辺が崩れているんだから、いくら、人目に触る頂点

を騒いだとしても、宙に浮く風船をもてあそぶような物だ。慌て

ふためいて、バタバタするだけのことだ。

マンモスも恐竜も滅びたんだ。自転回転世の習いと、達観する気

にはとてもなれない。ただひたすら、情けなく、つらい。

皆いよいよその時まで・・・他人事なんだろうな。

以下、追加文。修正。ヤタ沢がタになっていた。

さて、この後

しみじみ思ったなーーー。この世で、他を摂取して生きていないも

のは、無い。分かりやすく言えば、みんな他の物の命を食料とし

て生きている。極端に言えば、皆〇〇殺しだ。見方を変えれば、

罪人だろう。ものの命って、そういう成り立ちだ。だからなんだとい

うのだ!と言われるだろうが、我々の腹は満ち足りても、たった一

つ足りない物がある。それは、手を合わせる気持ちと態度だろう。

感謝、畏敬、最初で最後の問題だろうなー。

思い返し、反省することの多い数々。自分自身に語る言葉でも

ある。

2010年6月18日 (金)

山の掃除三昧

ズドーン!

明け方、布団の上に何かが落ちてきた。迷い込んだ狸か、アナグ

マか!。下手に動いて格闘する羽目になりたくない。・・・・・静か・・・

そっと布団から覗いてみると、エモン掛けがゆらゆらとゆれている。

???。布団の上を見てみると、これ以上どうやったら埃がつけら

れるかというダンボールだ。剥離して、波型の内容が見える。すっ

かり目も覚めて、5日続きの大掃除だ。4年前の調味料。7年前

のシップ薬の山。焚き付けにもならない。手間隙掛けて重い思いし

て、上げたり下げたりの馬鹿馬鹿しさ。

これが、前もって分かっていれば、この前荷揚げした息子に背負っ

て下りてもらうんだった・・・。そのときはまだ掃除前。

Simg_2627

ボッカが終わったと思ったら、お茶飲んで下山。昼から働くんだと。

皆、忙しいなーーー。

さて我輩も忙しい。

寝具の山で開かない窓の敷居を掃除して、其処の窓を開け、布団を

干すのが、念願だった。アーーーーシアワセジャア!。

Simg_2744

下だけは、完了。中二階はあと。アーーーさっぱりさっぱり・・・!。

今度は、はがれた玄関のおさえを、くぎを探して打ち付ける。その釘

を・・・・探せど探せど無いの!いろんな物が無いのだよ。隣にコメリ

もないしなーーー。下を見て歩いていると、時々釘が落ちている。そ

れを拾って、伸ばしてみる・・・。

Simg_2752

間に合わせ間に合わせ・・・今度来るときは釘の大小と錐だな。

外に出すお品書きの廃品利用工作。雨で倒れないようにネジで 止

める。オーーーシ!上出来。

さてと今度は、雨具の掛け場所の工作。つぎは便所掃除。水がな

い。ドラム缶に穴が開いて、いつもトイレの傍のドラム缶にためた

水を使っていたのに、正面から運ばなければならない。

これに懲りて、これでも溜まるだろうとドラム缶の上にバケツを置い

ておいたら、ドウダ!溜まっているだろう!。何でもやって見るもん

だ。

Simg_2675

で次は、水道工事。これが又、とびっきり面白くって・・・・・。

Simg_2660 

きれいなみずだーーー!水道工事は屋根へ・・。

Simg_3017

アブネ・・・アブネ・・・!然し絶景かな。

Simg_3019

樋掃除。間に合わせ完了。落ち葉びっしり。拭いたんだけど、前に

のめりそうで、楽しさオーバーハングで止め。

そして、夕方の景色鑑賞。ついでに塵拾い。

そして、毎日毎日草臥れマクッテ、ねるんじゃぁ。明日になったら死

んでいるかと思えど、それが・・・生きているんだよなーー。

ザンネンデシタLTU!

Simg_2753

ではお休み。

これで無いと我輩は駄目なのだ。石油ランプか。ろうそく。ランプの小

屋は私が小屋番のときだけだろう。

ソーラーは申し訳ないが、お勝手用。食事用。トイレ用。通路用。

私用ではない、きっと原始人なんだろうな。ランプの明かりには催眠

効果がある。・・・・ドウドウ・・・みたいな。

ジーート見ていると貴方は段々眠くなる・・・・ホーーラ眠くなる・・・。

見たいなサ。

2010年6月16日 (水)

羽蝶蘭が少し咲き・・・。

寒い年ながらも羽蝶蘭が咲いてきた。Img_3240

これはピントがあっている。

5センチ以上近づけないのだそうです。近づくとピンボケになるんだ

そうです。

Img_3232

次の日、やや皺が伸び。ジワジワと咲いてゆく。

Img_3252

巨大な獅子もガーァと言う感じに咲いて・・。

Img_3255

花びらのしわが、加湿と気温上昇で伸びてゆく。日々が楽しみ。

Img_3236

Img_3253

色悪くうつっているねー。

小ぶりな花は皺も無く、最初からパチッと咲いて、気分が良いで

すね。小ぶりといっても、上の花から比べたら小振りと言う。意味

です。

後は近づきすぎてピンボケで駄目です。又そのうちに。

半日は怠けて、花追加、編集。で終わり。

植生保護活動④ぶなの発芽、兼人命保護予防活動

今、時期的にも、ぶなの実生が発芽を迎えている。双葉が開き、

本葉の展開が始まっている。山荘の周りにも小さなブナが新し

い命の芽吹きをはじめている。

登山者を見ていると、当然ながら、下を見て歩いている。ところが

その下を見ているはずの足元に、ブナが踏まれている。本葉のS2010050813440011 

展開が始まっている。その、片方が、踏まれて真っ黒け。

上記の映像は、五月の中ごろの双葉で今は中から本葉の展開

が見られる。

木道の木の渕、草の端、石の渕、そういうところにみれれる。

当山荘でも、小屋の周りの掃除をして二つ発見した。その片方が

踏まれたブナ。これでは折角の発芽が枯れてしまうと、立ち入り

禁止の区域を作った。この先には自生した三つ葉が育って、見

事な燃え上がる塊となる。此処の写真を撮りたくて進入する。

然し、この先は借りている小屋の私有地であり、右手は崖である。

Simg_3037

(足を踏み外せば広河原まで一直線か?1000メートル余の落差、

早く下れたとしても、命の保障は無い)

この、崩落は、じわじわと進んでいる。

問題が起きると、必ず、管理不行き届きというなじみの無い言葉

が押し寄せる。写真を撮りたくて、このテーブルの上に乗った女

性がいた。これだから、道なき所に道が出来る訳だ。テーブルク

ロスでも敷いておかなければ、踏み台なのだろうか。

不安を抱えつつ、植生保護兼、人命保護の工事は間に合わせに

Simg_2999

小屋の裏に半分埋まって、放置されていた丸太を引っ張り出して

Simg_3000

テープを張り、

Simg_3033

名札をつけて完了。

小さなネットも巻きました。皆小屋のあり合わせ集団機材。釘も無く

碌な鉈も見つからず、丸太の先端は丸いまま穴を掘ってカケヤで

打ち込めど、刺さっていかず、7本の丸太を打ち込んだこの夜は、

草臥れて寝付けず、うなされる。次の日は今まで、一番の晴天。

外に飛び出す気力も無く、あー馬鹿馬鹿しいみたいな気に成って

ボーっとしていた。小屋に入って初めて、無意味に、朝座っていた。

枕も干さず・・・・。この日だけ、朝から夕方まで晴れていた。後で

ひどくもったいない気がした。

その後、

小屋番に、お花畑を作ったよ、と冗談を言えば

「杭がぐらぐらでしたね」と笑われる。

「そーなのよ、穴は掘ってみたものの、周りに埋める土はどうしよう

と思うと、他から持っくると其処に穴が開く、そうすると其処がかわ

いそうと思う、結局小屋内にでこぼこと、奇妙な盛り上がりをしてい

る、登山者の靴の溜まった泥でも運び出して此処に埋めるかと、工

」事は完了まで間が必要なわけ。」

馬鹿馬鹿しいと思うだろうが、なぜか掘った穴に掘った土が足りな

くなる。その土を何処から持ってくるか、この山だから悩むのだ。

この山の痛み具合とともに時間を共有しなければ沸いてこない思

いだ。身に沁みて、大事と思わなければ、分からない思いだ。

正直、私も何もしないで、人の揚げ足を取っているのが大好き!

散々やって来た。今、敵を取られたかな。同輩よ、握手握手!どん

な、批評にも、酷評にも、否定にも、嘲りも、すべて、参考。すべて

教訓。必ず実になる種がある。

2010年6月14日 (月)

安全登山活動

30日、夕方と言うには早い時間に一人の高齢の登山者が、蛭ガ

岳にいきたいので、今日は此処にとまって、明日、蛭ガ岳に行く予

定だ。と、小屋に腰を下ろして、間もなく足がつって大変な苦しみに

なった。歩くのをやめると、血流が滞って体が冷えて筋肉が収縮し

やすくなると、小屋番の指導員が説明し、明日は蛭ガ岳はやめた

ほうがいいでしょうという判断を下して、薬を渡して下山する。少し

も寒く無いと言い張る彼の体調を考えて掘りコタツに火を入れる。

食後しばしの後又足がつる。こんなことは、初めてだと不思議が

る。ホカロンと、シップ薬を渡し早めに休んでもらう。

  明朝素晴らしい朝焼けだった。4時頃外に飛び出し、

「お客さん、凄い日の出ですよ。私は山頂に行ってきます」

と小屋を後にしつつ、振り返ると、小屋の外に宿泊者の姿が見

え、たちまち小屋の中に消えた。

「あ!これは駄目だ」

と、その時、小屋番の職務において、ひとつの決断をした。それ

は山に来る人間と言うのは好奇心と、冒険心の固まりだ、それ

なのに、この景色に歓喜して、私も頂上にと言う動きをを見せ無

いということは体力気力の低迷だ。登山をするという本来の状態

から没落しているということだ。何とか蛭ガ岳にいかせたいと思っ

たが、これで決断。山頂から帰り、食事の支度をして、

「I さん今日は体調が回復しないようですから引き返してください」

というと

「はい、夕べ又攣って寝付けないで困りました、桧洞丸と蛭ガ岳の

間だけ歩いていない、どうしても歩きたくて、何とかと思ったが、や

っぱりやめます」

と記念写真を撮って確認、いい男だ!と喜んで帰っていった。

「いいですか、長く休まないでください。休まずにゆっくり歩いてくだ

さい。景色を見るときは、歩きながら見ないで5秒から10秒ぐらい

立ち止まってみてください。長く休むと又攣りますよ」と同じことをく

り返す。緊急時には、冗談は駄目。簡潔に、必要なことを、くり返

す。パニックに成っている人間は自失状態に成っているから、同

じことを念を押すように、くり返して伝える。

//////////

 5月23日の本降りには塔ノ岳から縦走してきたフランス人、裸

の上に合羽着たほうがいいのでは? と言ほどのずぶぬれ。片言

に日本語で靴下を乾かしたいのだという。

Simg_2648

自炊場に案内しバーナーたいて乾かしているところを断って、ぱち

り。外人はサービス精神が旺盛。ポーズをとる。

「どうせぬれるんだから絞ってはいちゃえば?」と内心思えど本人の

こだわりだ。ところが靴下が乾いても、全身ずぶぬれだから、ストー

ブのそばを離れたら、ガガガガガーと見事な歯の根も合わない震え

方。

「あのフリース、フリース・・・くれちゃえ!」と小屋の不用のフリースを

出し、

「あげる。ただ。ただ」とだしてやる。押し売りされるのかと心配させる

のもかわいそうなので、ただ!を強調する。

「あったかーーーい,ありがとう」

入り口で気を付けをし、最敬礼して出て行った。遭難さわぎは実に嫌

だ。ふと気がついたら、うちの知り合い常連さんは山で死んだ者が一

人もいない、小屋で泊まった登山者も遭難した人は居るが死んだ人

は一人も居ない。49年の長きにわたって、内外に一人もいないとい

うのは珍しい。こんなことが、誇りになるとしたら、山小屋として、もし

かしたら最高の栄誉かもしれない。ささやかな積み重ねが何十年と

続けば大きな形になる。

  青ケ岳山荘内の御祭神?に感謝!転がり落ちた人を引き上げ

るのも活動だが、当然、引き上げたこともあるが、転ばぬ先の杖が

もっと大事だ。気を引き締めていこう。

2010年6月11日 (金)

植生保護活動③羽蝶蘭について

昨日かな、うちょうらんの写真を撮った。育っていた。もっと大きく

なるうちょうらんだ。

Simg_3223

うちょうらんといえば、

植生保護の検索フレーズランキングに西丹沢うちょうらんと言う文

字があった。見るべきことでも書いてあるかと思って検索してみた

ら、看板詐欺みたいな文字だけが孤立している物だった。内容は

何一つなかった。

あるとき、2年前になろうか?

「丹沢のうちょうらんは安全に絶滅しました」とある知人がやって

きた。

「冗談でしょう。そういう人がいたとしたら、それは、自分が知ってい

る場所から、自分が採ったか、人が採ったか、無くなってしまったと

いうことでしょう。ある人はうちょうらんは絶滅しない。するわけ無い。

人が寄り付けない岸壁に苗代のように生えている、恐ろしいのは

植林した跡に、ヘリで撒く除草剤だ」とある人が言ってましたが。

今となれば、なんと言う馬鹿なことをと思っても、その時はそれが

必要と思われたわけである。

Simg_2322

(これを目にしても、読んでいる人も、実行している人もほぼいない)

うちょうらんでも、コイワザクラでも、目に付くところにあれば、毟って

行かれる定めだ。いくら犯罪だといったとて、罪の意識が無いのだか

ら平然とした物である。ましてみている人がいないところで、採る訳だ

から、いかんともしがたいというのが現状だろう。駒ヶ根の千畳敷み

たいに望遠鏡で見て、マイクで山に鳴り響く大音響でガナリ立てられ

でもしたら、効くか知れない。一斉注目だ。丹沢にはそれも無い。

  

うちょうらんのある場所は、林道のフエンスの中にあったものを、一

度見たことがある。くれるといっても要らないような細い貧弱で色の

悪い花だった。

後は、ある沢筋の崖の上だった。遠くに点々と赤い花が、滴るような

緑の中にあった。とても常人が寄り付くことの出来る場所ではなかっ

た。この話は何度かこのブログで語っている。この山に自生してい

るうちょうらんの事は語りきれない。転落死も居る。無念にもその人

とは前の日にあっている。ある沢には、貧弱で無い凄い花を産出す

る場所があって、その花は趣味の本にも載った程の花だ。確かに山

採りも現実としてあった。たった今日も、

「山草を採りに行ってきた」

「何をとってきたの」

「春蘭とえびね」

そういう会話を隣で聞いてきたばかりだ。自分の庭の続きの山は自

分の庭なのか知れない。それを

「犯罪ですよ」といえば、一発で村八分だ。言い方を考えなければな

らない。

「時々監視員が回っているけれど、見つからないでよかったね、気を

つけないとね」

ぐらいだろう。駄目だよと、首に縄をつけておくわけにも行かない。

犬では無いんだから・・・。

こちらは山野草を商っている身として一番むかつくのは

「何処から取ってきたの?山から取ってきたのか?」だ。自分が盗っ

て、罪悪感が無いからいえる言葉か、常識が無いというより、嫌がら

せ、ねたみ、無知なのかも知れない。

不審に思ったら、まず調べてみること、それから言うことだろう。

然し、くれても貰いたくないうちょうらんを、命がけで撮りに行く気は無

いし、筋力も技術も道具(装備)も無い。それを持っている人がいる。

それはスリルと、収穫の快感を求めて、行くのだという人も居るだろ

う。農耕民族の遺伝子が騒ぐのだろうか。それとも狩猟民族か。スリ

ルも結構だが、死んでまで挑戦するとしたらあまりに内容がお粗末だ。

 

とっくの昔から、その道の開拓者が、何百坪か何千坪かの工場のよ

うなところで生産している。われわれ小売業は其処から買っているわ

けだ。結果的に商業宣伝するようなことだから、文句も言われまいが、

村樫バイオ  此処はホームページを開設しているので、居ながら

にして、工場を見ることが出来る。此処を検索すると貴方の知らな

い世界が見られるだろう。うちにはほかに3箇所から仲買人を介し

て工場から花が入っている。ほかはホームページを開設していない。

  

いつかは説明してやらねばならなかろうと思ってはいたが、何を言

わせたかったか・・・内情を知ってがっかりしたかな。内情は白だよ。

2010年6月 9日 (水)

植生保護活動その②

小屋前の野外卓で、登山者と話をしていたら、山頂から一人の美

しい若い女性が降りてきた。トイレの使用のために経路を外れて

トイレに行こうとして曲がる。

「ちょっとまってくださいー!!」彼女は止まらない。

「あなたーーまてーーー!!」大声を張り上げる。

ようやくこちらを振り返る。

「其処は道ではありません。その木を見てください、皆が歩くので

木の根が剥き出て、先端は枯れ、白化しています。このままでい

けば枯れます。こちらが、トイレに行く道ですから、どうかこちらを

通ってください」

「はい済みませんでした」と言う彼女に使用済み紙の持ち帰りを

お願いしたのは言うまでも無い。やがて帰りがけの挨拶に、

「気がつかないで、大変失礼いたしました。以後気をつけます。

ありがとう御座いました」と頭を下げる。

「いえいえ、こちらこそ声を荒げて失礼いたしました。どうぞお気

をつけて、ありがとう御座いました」と定番返信。

色白で細面、すらっとせいが高く美しい人は外見だけでなく心の

中も一級品の美人だった。一緒にいた登山者と驚嘆して、

「なんて素晴らしい美人だろう。いまどき珍しいんじゃあないの、

あの挨拶、普通なら恥ずかしくて、こそこそといくか無視するで

しょう。・・・・なんだかこっちのほうがありがたくて手を合わせたい

気分だね」

「いやぁ、みんな頼まれて登る山ではないのに、ちょっとでも近い

かと思うところを横切ったりする。見ているとほぼ皆そうだ」

「人間の我侭かなぁー・・・本能的分野かもしれないね」等と言い

「しかし、この頃の登山者は若い美人が多いよね、この前、中年

の男性が、綺麗な女がいないなーと、此処に座って嘆いていた

けれど、心がけが悪いんだろうか、この前なんか、さっきの細面

の、美女とは違って、ふっくら丸顔の目のパッチリした。学生さん

は、ヤマビルの話に成って、ホームページで見た話を受け売りし

て語れば、

「ウァー、きもちわるいですぅーー」と言う様子の幼子のような愛ら

しさは、がっくりするほど美しかったですねー。

彼女は、ストック廃止に向けて活動している、青ケ岳山荘に賛同

して、ストックを肩に担いで、登っていった。

なんであんなにかわいらしい人が、苦労して山なんかに登るんだ

ろう・・・?。昔はもてない貧乏ブスが、ストレス抱えて山に発散に

来たのに(あ、すみません自分の事です)この頃は、美男美女が

ゾロゾロ!・・??。なぜだろう???これも時代かな・・・・??

と、話を本題に戻し、明確に経路を表示作業に取り掛かる。

Simg_3012

Simg_3014

手前の丸太に足をかけて転んだ登山者も居る。もう腐っている。

小屋に寄らない登山者も、便所には寄る。昔は、遭難しても山小

屋、怪我しても山小屋。山で不都合なことは皆山小屋だった。今

は、みな、知識が凄く、ある意味小屋も助かっている。

関係機関に、この経路も点検修復してもらわないと。

2010年6月 7日 (月)

植生保護活動

   植物の調査かな?それとも採取かな?.

お食事中の登山者だった。

植生保護のお願いすると猛反撃。

Simg_3003

「あっちに行け!あんたの顔を見ると本当にむかつくんだよ!

40年も山を歩いていて、こんない面白く無い思いをしたのは初

めてだ!」

誰かが聞いたら本当に喜びそうな台詞。

Simg_3005

「俺はわかっているんだ、テントはっては駄目だといって本当は

小屋に泊めて金儲けたいから言ってるんだ」

こういう山を愛するという人がたくさんいたおかげでねーーー。

山はズタボロ。

そんな話を登山者に語れば

「ホントかよ!そんな奴に、ガーンと怒鳴ってやればいいんだ!」

かたや

「どんな悪い人間だって面と向かって非難されると反発心が湧く、

とりあえず済みませんがと語りかけたほうがスムーズに行く」

別口は

「何も悪い事を言っているわけでは無いんだからすみませんなんて

へりくだる言い方がよくない、もっと毅然と普通に話すべきでしょう、

そういう態度だから馬鹿にされるのよ」

と、皆で言いたいことを言ってくれる。おんなじ立場で同じことをやっ

てみて、それから言ったらどうよ。場合によってはストックでぶん殴

られるのは私だ。言ってる貴方は痛くもかゆくも無いのだ。

力んでくれるありがたさはあれども・・・・・。

 

今日は、山から小屋番が下りてきた。トイレの情報を聞くと、

「なんだか、便層の中に捨てているみたいで、紙が仕切り弁に挟ま

っていた。流そうと思っても水が充分に出ないトイレだからながれて

いかないで挟まったんだな」

もう一人は

「登山道にも捨てているしね」

「そーなのよ、あれなら箱の中に捨ててくれたほうが、拾いに行く手

間がかから無い分ありがたいくらいだ」

箱の紙が減ったと喜ぶのはまだ早いか・・・・・。

Simg_3096

「あんたのやることなんて頑張ったってそんな程度よ、何もできる

訳が無いよ」というスーパウーマンの声が頭をよぎる。

「でも、今に見ていてよ、昔は山頂も道端も、塵の山だった。今は

陰で苦労してくれる人もいるせいだろうけれど、昔とは比べようも

無く綺麗に成っている。大変なことだけれど、根気よくやっていくし

かない」こんな会話で半期の反省会は終わった。

希望を持って、などと言う生易しい気持ちは湧いてこない。底なし

沼を覗くような思いがする。ただ嫌にならない、イヤ・・・うんざりし

ているな・・・・・がっくりしているな・・・・正直なところ。ただ止めよ

うと思わない自分自身が・・・ふと、ありがたい。

2010年6月 5日 (土)

ちょこっと羽蝶蘭

静岡のお客さんが今年は寒くて、全然茎が太らず蕾も小さい。こ

れではとても展示は出来ないだろうといっていた。延せないです

か?と聞くと、もう会場を借りているので、そういうことは出来ない

のだという。まったく気の毒な話。

今年の天気は、異常なので、これは用心しないと大失敗するぞと

試行錯誤の末、選んだ道が、やや正しかった。数を減らしたので、

とても楽にも成った。おまけにくれてやる花ばかり山のように栽培

しても、仕方ない。趣味家に負けるような栽培でお似合いだろう。

そんな今日、昨日は割いていなかった羽蝶蘭が開いていて吃驚

明日は又別の花が咲きそう。花茎の長さは長いので20センチ以

上、毎度ながらちびは5センチ。そんなモンです。枯れたのもある

から、活きていれば上等。

Simg_3213

これ大銀河ではないか?

Simg_3214

そのうち次々花も咲いてくるでしょう。何はともあれ、又小さい花に

振り回される1ヶ月ばかりの日時がやってくるか・・・点点点。

これが桧洞丸だ

Simg_3168

Simg_3164

Simg_3175

Simg_3161

夕方の空を見上げて真っ白な花も色が飛んで写っていません。

カメラと腕が悪いのです。

この樹々に驚嘆し、敬う気持が湧かなかったら、貴方は山など好き

な人ではない。

Simg_2582

最後に見たく無い写真。シロヤシオの花のように美しいですか?

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

最近のトラックバック

カテゴリー

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ