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2010年6月16日 (水)

植生保護活動④ぶなの発芽、兼人命保護予防活動

今、時期的にも、ぶなの実生が発芽を迎えている。双葉が開き、

本葉の展開が始まっている。山荘の周りにも小さなブナが新し

い命の芽吹きをはじめている。

登山者を見ていると、当然ながら、下を見て歩いている。ところが

その下を見ているはずの足元に、ブナが踏まれている。本葉のS2010050813440011 

展開が始まっている。その、片方が、踏まれて真っ黒け。

上記の映像は、五月の中ごろの双葉で今は中から本葉の展開

が見られる。

木道の木の渕、草の端、石の渕、そういうところにみれれる。

当山荘でも、小屋の周りの掃除をして二つ発見した。その片方が

踏まれたブナ。これでは折角の発芽が枯れてしまうと、立ち入り

禁止の区域を作った。この先には自生した三つ葉が育って、見

事な燃え上がる塊となる。此処の写真を撮りたくて進入する。

然し、この先は借りている小屋の私有地であり、右手は崖である。

Simg_3037

(足を踏み外せば広河原まで一直線か?1000メートル余の落差、

早く下れたとしても、命の保障は無い)

この、崩落は、じわじわと進んでいる。

問題が起きると、必ず、管理不行き届きというなじみの無い言葉

が押し寄せる。写真を撮りたくて、このテーブルの上に乗った女

性がいた。これだから、道なき所に道が出来る訳だ。テーブルク

ロスでも敷いておかなければ、踏み台なのだろうか。

不安を抱えつつ、植生保護兼、人命保護の工事は間に合わせに

Simg_2999

小屋の裏に半分埋まって、放置されていた丸太を引っ張り出して

Simg_3000

テープを張り、

Simg_3033

名札をつけて完了。

小さなネットも巻きました。皆小屋のあり合わせ集団機材。釘も無く

碌な鉈も見つからず、丸太の先端は丸いまま穴を掘ってカケヤで

打ち込めど、刺さっていかず、7本の丸太を打ち込んだこの夜は、

草臥れて寝付けず、うなされる。次の日は今まで、一番の晴天。

外に飛び出す気力も無く、あー馬鹿馬鹿しいみたいな気に成って

ボーっとしていた。小屋に入って初めて、無意味に、朝座っていた。

枕も干さず・・・・。この日だけ、朝から夕方まで晴れていた。後で

ひどくもったいない気がした。

その後、

小屋番に、お花畑を作ったよ、と冗談を言えば

「杭がぐらぐらでしたね」と笑われる。

「そーなのよ、穴は掘ってみたものの、周りに埋める土はどうしよう

と思うと、他から持っくると其処に穴が開く、そうすると其処がかわ

いそうと思う、結局小屋内にでこぼこと、奇妙な盛り上がりをしてい

る、登山者の靴の溜まった泥でも運び出して此処に埋めるかと、工

」事は完了まで間が必要なわけ。」

馬鹿馬鹿しいと思うだろうが、なぜか掘った穴に掘った土が足りな

くなる。その土を何処から持ってくるか、この山だから悩むのだ。

この山の痛み具合とともに時間を共有しなければ沸いてこない思

いだ。身に沁みて、大事と思わなければ、分からない思いだ。

正直、私も何もしないで、人の揚げ足を取っているのが大好き!

散々やって来た。今、敵を取られたかな。同輩よ、握手握手!どん

な、批評にも、酷評にも、否定にも、嘲りも、すべて、参考。すべて

教訓。必ず実になる種がある。

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