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2010年7月19日 (月)

その虫の名は?

本日、市博物館の方がおいでになり、桧洞丸山頂に誘蛾灯を設置

して、虫の調査を行うと言う説明と共に20日に宿泊される代金の前

払いにわざわざおいでくださった。恐縮でした。

話の中に、此処にいるべきでない虫が、木の根元に這っていれば、

上はどんなに葉が茂って元気に見えようともその木は必ず枯れる。

と言う話をされた。野生に生きるもの は、弱っている木の死期を察

して、食料として、忍び寄るのだろう。

Ssimg_2389

この木の行くへは

この木だろうか・・・。

その話を聞いて、当ブログのブナハバチの項に記した、大文字草

の、弱っていくときに出す、一種独特のあのにおいを思い出した。

過酷な世界で、必死に生きる野性の生命体にしかわからない物

だろうか。人も虫並みに、あらゆる機能をフルに活かし、この世の

危険を察知していかなければ、この先、大変に成ってゆく気がす

る。

話の中で、非常に興味深かった事は、鹿の保護とヤマビルの大

発生のデーターが平行しているという話であった。厳しい世界を

生き延びた、ヤマビルが、鹿と言う高蛋白のエネルギー源を得て

水を得た魚のように増えたとしても不思議ではない。

笹は、芽が出るか出ないうちに片っ端から食われ、

Simg_2296_2

稜線はゼロ。

新緑に遊ぶ鹿の群れは、今でも尚美しい。然し、この別天地的

美しい景色が、もはや珍しくもなんでもないほど、溢れている。

バイケイソウには、毒があるためにこうして山腹は緑がある。

年間1000等の捕獲も焼け石に水状態と言う。写真には一頭し

か居ないように見えますが、三頭写っています。十頭の隊列です。

Simg_3023_3

彼らとて、生きていかねばならず、さりとて、人も山も皆犠牲者

となる日を避けねばならない。人は自ら作り出した、マイナスに

正面から向かって、それを克服していかなければ、一つの道は

閉ざされ、その道は次への道を閉ざしてゆく。

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