« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

2010年8月28日 (土)

新発見

先日、虫除けジェルを買って、その説明書を見たら、効力は、アブ・

ブユ・・・とあった。えーーーやっぱりブユなの??と思った。と言うの

は先日、S先生が山登りをしていて、アブやブユの、近年にない猛

攻撃をうけたと、メールを受けた。今年は一事が万事あらゆる虫の

大発生。ブヨだと思っていたそのブユも大発生。ここいらでは、ブヨ

と言う。方言なんでしょう。

Img_0159

然し、天気予報で取り上げる大室山だが、皆さんはなんと言う呼び

方をしているだろう。オオムロサンではないでしょうか。ところがこの

青根の地元では、オオムレと言うそうだ。昔は、大群山と言う文字を

当てたガイドブックがあり、非常に迷った。なんなの!だった。ちな

みに、昔の狩をやっていた高齢者は桧洞丸のことを桧洞、つまり

Img_0176

ヒノキドウといっていたのを聞いたことがある。我々登山者は、さらに

省略して洞(ボラ)と言う。暗い洞窟のように木々が茂った山だったん

だろう。他の山よりはまだ洞的要素で居るが、いつの日か、皆さんが

大好きな、展望のいいハゲ山になる可能性を抱えている。丹沢は何

処の山頂も大昔は、見晴らしの効かない山だったでしょう。見晴らし

の効く山にしてから、大変だと騒ぐより、今、木がある状態の時の手

当てが何十倍も得な経費なのに・・・・。まあ人間で言えば初期状態

ですね。重要なのは。

2010年8月24日 (火)

ど根性百合?

県道76号線のとある道端にちょっと白いものが目に付いた。???

Img_0340

花茎「が短く花は割りあい大きい。舗装道路の隙間から元気にのび

で、つややかに咲いている。高砂鉄砲百合だ。何でこんなところに?

昔の頃、百合を多量に作って、卸に出した事があった。

昔この地でも多量に栽培したことがあったが、動物の食害と病気で

仕事として成り立たずやめたという話を聞いた。

百合といえば、

「白百合の花びら青み暮れゆけば、拾い残せし骨ある如し」後藤美

代子の短歌を思いだすし、ヒルガオを見ると

「ヒルガオにこめつき涼む哀れなり」を思い出す。この如何にも弱々

しい花が、獰猛に夏の炎天下の地面を這う。見ると現実は大違い。

花には必ず思い出が付きまとう。つらいときだからこそ花がある。

有頂天に成っているときは花は目に入らない。苦しくてうつむくとき

其処には必ず花がある。ヒルガオを見ると、米搗き業ではなかった

が、父がふっ と出て来る。

2010年8月22日 (日)

山で語ったあの人々

青根の出身者で、佐藤草木と言う会社を起こした人が居る。地域

振興を目指し、ボランティア色の強い仕事をしているようだ。サイト

を開いているかと思って検索してみたら、下記の記事に行き着いた。

平成15年度

水源環境保全施策と税制措置を考える県民集会実施結果

戸塚会場(第11回)

(概要)

1 開催日時:平成15年11月20日(木) 18:00~20:00

2 開催場所:神奈川県中小企業労働研修センター 

3 来場者数:62名

 

(県民集会次第)

1 開会 

¡ 開会あいさつ

¡ 神奈川県知事メッセージ 

2 議事

¡ 対  談 「水源地域の現状と課題」

       佐藤 好延 (有)サトウ草木代表取締役 

///////////////////////////////////////////////////

大分前の話とはいえ、非常に興味深かった。この中に、登山に対し、

入山料の問題を取り上げた人が居た。当然反対の人が居る。日本

では、入山料を取っている所はないが海外の山ではある。入る人数

も制限している。人数の制限は今、日本では上高地と乗鞍のマイカ

ー乗り入れ禁止と、お盆の富士山がやっている程度ではないかと思

う。

Simg_1970

今年、シロヤシオの咲く頃、桧洞丸が好きで、今年4月にも来たが、

花が見たくて又来ました。と言う大阪の女性がトイレに寄った。話を

してみると荒れ果てた登山道と枯れてゆく木々に、

「お金を取ってもらいたい、お金を取って直してもらいたい。私、払い

ます。お金を取って直してもらいたい!」とその口ぶりにはひたすら

な物が有った。あーこの人は本当に山が好きな人だな、と思った。

その後、山を登る知人に会ったときに、

「入山料を取ると言うことをどう思う?」ときくと

「金は払いたくないなー、山なんて皆の物だろう、誰に払うの?山に

登るのに金は払いたくないなー」だった。

2010051604570011

「みんなのものだから、皆で守ろうという事で、此処の修理は貴方

が、山に材料を担いで、補修してといわれたらやる?」と聞くと

「うーーーん」と無言になった。特別悪い人ではない。むしろまじめ

で尊敬すべき物をもっているいい人だ。彼とて、深刻に考えていな

いだけの事か知れない。深く考えると、権利には必ず義務も付い

ている。それは、とりもなおさず、自分自身の始末だ。唯々諾々と

相手の言いなりに成ってやることが、最善ではない。高速道路の

無料化もどうなるか、経費は必ず必要なわけだ。日、祭日、無料に

すると言えば、日、祭日に休みの大多数の人は、当面反対はしな

い。自分の利益に成る事だからだ。然し、これでは治まらない事

を皆知っている。大気汚染の問題が世界的に取り上げられている

ときに、何を考えているのだろう。

「あれは政治の道具に使われているんだから」と賢い人は、シビア

だ。そのようにして、政治の合間合間のうまい所を渡って生きてい

く人も居るだろう。然し、その人の芯の芯なるところは、それでいい

のだろうか。あるとき

「俺が生きている内に困らなきゃあいいや」といった人が居た。ま

ぁはっきり言って、お笑い提供気分の発言かと思う。然しこれが事

実なら大変な事だと思う。考えてもらいたい。自分の可愛い孫が、

難病で苦しむ姿を見て、

「俺が苦しいわけでないからいいや」と、冗談にも言うだろうか。欺

瞞だろう。確かに、楽しい事ばかりの人生ではなかった。頑張って

頑張って、それでも報われない色々に落ち込み、心もゆがんだ。然

し気分転換に、見上げる山。そして、ほっとするひと時に拾える、些

細でも幸せの数々。人の優しさに涙ぐみ、小さな花の励ましに憩う。

Simg_1622

見上げる星空の語り、気づかなかった様々。自分の長いような、短

い人生は終わっても、命の縄は綯われていく。自ら死ねないで、命

を受け取ったからには、その命は貴方の命ではない。みんなの山と

言うように、広く言えば、

Simg_1790

皆の命であり、自分の意思では動かせない分野を持った命だ。

こんな時代に成ってまで、どうでもいいや、みたいな事は言わな

いでもらいたい。誰が招いた時代ではない。何100億分の一か何

1000億分の一か貴方が、私が、招いた窮地だ。権利を行使した

後の、責任と義務が残っている。

・・・・・・・・人をつなぐ鎹は人、そして花、そして緑の輝き、そして

そして、そして・・・・・・・。

Simg_1834

2010年8月21日 (土)

虫対策

今日も、蚊に起こされてしまった。5時前なのに鳥が鳴き始めた。ま

だ鶯が鳴き、もう8月の21日だ。ちょっとおかしいんじゃあないのか

な。山鳩が、せどのしだれ桜の天辺にとまって、野太い声で、鳴き

はじめた。外は霧。と言うより、重く垂れた空・・・・。Img_0325

暗いので、フラッシュが光る。鳥はとても敏感で、フラッシュを家の中

から光らせてもとんでゆく。動いてもとんでゆく。良く見て居る。全身

神経だ。鶏の声、鶯の声、山鳩、わからないチィッチィと言う声、これ

は飼っていた鳥を放したなと思うケバケバシイ甲高い鳴き声、その

内、蝉が鳴き始めるだろう。夏は暑いし、虫が出るし、この点は本当

に嫌だ。昔はこんなに虫に反応しなかったのだが、ちょっとした手術

に使った薬のせいか、ものすごく腫れて、うっかりすると化膿するよう

になって、相当熟睡しても、目が覚める。ありとあらゆる、虫対策。蚊

取り線香、キンチョールから始まり、虫コナーズ、揮発性の置物、戸

Img_0327

に張るもの

それとこれ、誘蛾灯と言うのでは?。何処から入ってくるのか解らな

い。戸から窓からには違いない。日中お客が来たな、と思うときは、

必ず夕方まで潜んでいた物が現れる。今度山に行こうと思って、虫

対策に、薬局に行って、これを買った。顔に直接噴けるんですか、と

聞いたら、一度手のひらに掛けて、それを首に塗るようにしてつける

と、顔には寄ってこないんですと!。やっぱりジャの道は蛇。この

前、神の川で引き返したときに、もって行って沢数の検証にバッチリ

だった。嬉しいーーーーゼ!・・・・・・ゼだ!アブにはどうか?これが

問題だ。一番小さい高さ10センチぐらい、携帯に便利。アブに効けば

S先生に教えたい気分だ。この前5月に登ったときは、スズメバチジェ

ットをぶら下げていった。10回ぐらい蜂に刺されているから、最後の

蜂の時は病院に一泊したから、今度はアウトだろう。5分ぐらいで逝く

というからある意味楽だ。2~3万で注射もあるって。

色々な季節があるが、季節はやっぱり春がいい。その春は、嫌な冬

があっての春だからな。秋もいいが、春のあの芽吹きの色が、一番

好きだ。昔は道志街道の紅葉も素晴らしかったが、今は温暖化に成

って、いい紅葉をしない。

崖崩れも岩を侵食する雨の成分が問題化している。いろんな要素が

あるんだろう。虹の大橋から、清川村の64号線あそこらは山が深く、

沿道には、細いながらも樹がびっしり。あれを見るとほっとする。然し

近隣の里では、ダムによる開発で、サルの被害に悩まされている。

猿も追われると、あちらこちらと移動をして、隣町また隣町、そして今

年は、又わが町と、集団移動をするようだ。脇坂村では今も人間が

金網の中で暮らし、サル様が、大自然を闊歩しているのだろうか。住

めば都と言うけれど・・・。かなりつらい都かも。

今日は蝉でなく秋の虫が鳴き始めた。気温は夏でも、そうなのかー

秋なのかー。

2010年8月19日 (木)

一晩でゼロ

 トマトがずらずらと鈴なりに成った。ちょっと大き目のミニトマト。

食べきれない。去年のトマトのだんなには会わず、今年はトマト婦

人だった。お勧めのトマトを買って、然し、ミニより大味。完熟させ

ると甘い!。で、延々と完熟させていた。

Img_0175

遠めにも見事だった。それが、

Img_0212

一晩で、ゼロ!。食べかすの皮が散乱している。ヒヨドリかアナグ

マか。アナグマに狙われて、去年は久しぶりにスイカを植えて、や

られた。今年はトマトか!。いつかは猿が出たし、もっと前は、鹿

が、大根の葉の芯の部分を皆食べてしまって、これは家だけでは

なかった。春には、いのししが一晩で、ブロッコリーと葉物の野菜を

平らげた。畑に足跡が、一杯だった。

この先どうなっていくのかなー。この場所に住んで25年。はじめは

こんな事は、本当になかった。栗林の中を鹿が徒党を組んで歩い

ているのを見たことがあるが、野菜をあらされたことはなかった。

この頃は、段々と勢力をまして、人間の生きる隙間が狭く成ってく

るような気がする。

いつか、菅井の部落を通ったときに、やっぱり動物の被害に参って

いた。

「全部殺してとは言わないけれど・・・」と言うと

「殺してもらいたい!」と、温和な表情の婦人が厳しい口調に成って

驚いた。そうかもしれない。被害の度合いで、怒りの度合いも決まっ

て行く。その身にならなければ、安易に薄情だの、身勝手だのとい

えないのかもしれない。どっちの命をとるのか。其処までいっている

のか知れない。今、青野原が、猿を野良犬よりも見かける。参るよ

ねーーーー。相模湖のアオサギも段々増えて、16日は7羽だった。

色々取りざたされているが、人間の我侭が、つまるところ自身の首

を閉めて行くのかな。

2010年8月18日 (水)

桧洞丸北面の沢と橋

熱帯夜と蚊の襲撃で起き出して、さて、散歩でもと思って、色々考

えるが、山に居て、向かうところは結局山。エビラの園地の塵の様

子を見て、このままでは塵が段々増えてゆくばかり。どうしたらいい

か、立て札の写真を撮って一路ゲートに向かう。ところが、ケートの

カギのカバーが、上がらない。前は、このカバーはいつでも上に開

いた。上げようとすると、ガチッ!と金属状のものに引っかかって、

開かない。そうこうしているところに、神の川ます つりの、若社長が

来て話す。塵の話し、鹿の話と忙しく話して、彼は6時からの仕事に

向かった。そこで、5月末に橋と沢の数を数えつつ山に 入って、車

では、きっと見逃しがあると思い今日は歩きで、検証することにした

。ゲートをくぐって一番が

Simg_0229

矢駄沢と橋。少々歩いて

Img_0237

玉アジサイがわんさか。

Img_0239

孫衛門の沢。此処は橋がない。水は管を通って、舗装道路の下を

くぐっているという感じで水は普通に掃けているが、一目瞭然の排

水 管は見当たらない。土石流が堆積しているのかもしれない。

孫衛門と小洞のトンネルを抜けて、

Img_0252

後坂沢と橋、後坂橋まで舗装。此処からは、ガラガラ道。20メートル

Img_0256

ばかり行くと又舗装。ガードレールは続く。此処からが悪い。

Img_0262_2

曲ノ沢と橋、この橋には二つの沢が入っているらしく、入っていく所

は曲の沢で出るところに、

Img_0269

わたのさわの文字が橋げたにコンクリートの台座をしつらえ、文字

プレートかある。

Simg_0267_2

この箇所が落石がひどいらしく、山側のガードレールがみごとにひ

しげて傷がひどく、見ていて恐ろしい。わたの沢はどれを言っている

のか、山手を見れど判然としない。この地点を過ぎると道が急激に

細くなり、路肩が一箇所排水のためか崩れている。山

Img_0283

手を見るとやっぱりやや窪んでいる。まわりの水を其処に集めてい

る。然し、此処はこの状態で、長い。崩落が拡大もせずに良くもって

いる。この箇所でだけは、対向車が来ないように祈る。左の川を見

下ろせば、川に向かってガレの堆積物が、一直線だ。此処はまだ

未舗装。次は

Simg_0293

大栂沢と橋。写真は、出る所のひらがな表示。橋を渡るとまだ未舗

装が続く。次は

Simg_0298

桑の木沢と橋。右手に神奈川県左手に桑の木沢橋とある。文字に

振り仮名がない代わりに、昭和38年12月完工とある。古い橋と言う

事が解る。全長も、15メートルぐらいではないだろうか。橋の下

Img_0302

は見事な細かい亀裂の黒い石畳状に成っている。最後は

Simg_0306

桧皮沢(ヒワタ沢)と橋。この橋がアンバランスと言うほど大きく立

派。橋の欄干はススキの密生で、写真を撮れなかった。掻き分け

て撮ったら文字の上がちょっと写っているだけ。本日は此処まで。

このヒワタを渡ると広河原で大きく西にカーブをえがき山腹添いに

犬越路に進む。やっぱり車では駄目。歩かないと。歩いてみたら、

2箇所落ちがあり、曲ノ沢の橋の出口がわたの沢とは、驚き。青

根のバイパスにもそういう橋が確かに出来た。車で通っては気が

つかない分野。途中で日が射し、かなり神秘的。儲かった気分。カ

Img_0279 

メラを覗くとまるで駄目ながら、シャッター押してみたら、それなり。

帰りは、バッタとトンボと小鳥。バッタは撮ったが小鳥は駄目。全

長5センチぐらいの本当に小さい小鳥で茶色。腹はいくらか明るい

色。尻尾も長くなく首も短い。チッチッと、鈴を振るような細い、い

い声。道路工事で掃き寄せた、倒木の堆積した薮の中に消えた。

Img_0255

林道は、いたるところが此花で、湿度の高い今日は、むせ返るよ

う。むっと甘い香り。

一筋の水の流れの沢をバックに撮ろうとして結局どっちも駄目。

ニンドウですかね?明確に解りません。

Img_0286

これが気になる

ガクアジサイではないでしょうか。装飾花だけが残って、中心の花

は散っています。ガク片が赤いのは???。もし山アジサイなら、

初めて見ました。見ていても記憶にないのでしょう。葉は対生。た

だ葉がちょっと小さいし、照りがある??。明確に解ったとはいえ

ない。

2010年8月16日 (月)

若き縁者との死別

昔、自分の縁者に戦死者がいることを明確に覚えていなかった。

千鳥が渕に桜を見に行って、靖国神社をお参りしても、何の感慨も

湧かなかった。それがある機会があり、大分詳しく、事情を知った。

ちょっと語りきれない、長い話になるので、省略して、これも縁ある

人から2・3、話を聞いて、号泣した。そして何故こんなに泣けるのか

と不思議でならなかった。よくよく考えてみると、その戦死者の苦し

みは、ある部分、自分が味わった苦しみであり、泣けるのは、自分

と同じ苦しみを苦しんだ彼に泣けるのであり、つまるところ、自分の

苦しさに泣いているのだと思った。その位人間は身勝手な生き者

なのだと思った。経験した事でなければ、わからない。そう思いな

がら、戦争体験者の話を、別の意味でつらく虚しく聞く。

 彼の、個別の苦しみをまるっきり解らないわけでもなく、必死に

命の存在にすがった、最後のあの姿を思い出すと、あの若さで、

命の終わりを、刻々と感じる思いとはいかばかりのものだったか

と背筋をきられる思いがする。怪奇現象めくので、この話はこれ

で終わって、

Img_0194

 さて山の仲間の田中正志さんがなくなってどのくらい経つだろう。

山の写真を整理していて、おびただしい彼の写真が出てきた。こ

のひとの時も、身を折り曲げて泣けた。一番思い出の多い人か知

れない。最後に山から帰る彼の後ろ姿に、言葉を掛けたが振り返

らなかった。こんなことは無かった事なので、あれ?何だか変だな

、と思った。虫の知らせか、はがきを出した。これも珍しい事だっ

た。そのはがきを見た彼の御母が、当方に電話をよこした。

「今、寝ているんです。皆が、見舞いに来てくれるかもしれないか

ら、2階に寝ていては、世話を焼かせるから、此処に寝ていると下

の部屋に寝ているんです。・・・・正直、もう駄目なんです」

と涙声になった。突然の事に絶句して言葉が出なかった。あっとい

う間だった。横須賀の仲間に知らせたが、もう、病院に運ばれ、面

会謝絶だった。温厚で、やさしい表情をしており、いつだったか

「兄は、僕とは全然違って、凄く優秀で、仕事も出来ないと思う事も

やってしまうんだ。いまさらながら尊敬している。ああいう兄を持っ

て誇らしいよ」と語った事が、深く心に残っていた。思いやりも有り

どのくらい山を好み、小屋の手伝いをしてくれたか知れなかった。

その彼が、身体に病気を囲っているように成っていたからか、ふと

彼らしからぬ事がちらちらと見えた。体がつらかったのだろうが、

本人も、大病を疑う 事はなかったのだろう。後悔は色々あるが、

どうして?で過ぎてしまった、言葉のたりなさ、思いやりの無さ、そん

なあんなが悔やまれる。一番つらいのは、見舞いに来てくれるか

もしれないからと待っていた彼を、見舞うことなく逝かせた事だ。

さぞ寂しかったろう。横たわって友を待つ彼の姿が目に浮かぶ。

Img_0193

 あの、山登りをしたこともない御母が、追悼登山で山腹の隅にう

まるようにして、顔を両手で覆って、泣いている姿か写っている。

ご両親も早や亡くなり、どのくらい経とうか。若い人の死は、身に応

える。今年あたり33年ではないのかな。遅くなったけれど、明かりImg_0188

を灯そう。いつまでも心和む明かりで照らしたい。貴方が、誇りに

思う人がいたように、我々も貴方たちの存在が誇りです。

2010年8月13日 (金)

軽石工作の結果読み

 4時少々前、にわかに雨が降り出し、4時半まで路面は、ばっち

り湿った。帰ろうと思っていて、少々の雨宿りに、棚を回ってみる

と、あらまぁ!予定通りにちゃんと夜叉ぜんまいが吹いて来てい

る。正解!

Img_0182

この軽石を工作するときは、掘るのに邪魔で、すでに草をつけて

それなりに成長している物に手を加えた。邪魔な草の上の部分を

付け根から切った。必ず生えてくる事は解っていた。この夜叉ぜん

まいが水の調節をしてくれる。使い方によっては欠かせない素材

なのだ。自信満々でやってみて、時に失敗もある。必ず原因はあ

るのだが。それにしても、思いがけずに、予定道理の結果確認が

出来て、まずはめでたし。羽蝶蘭も元気。水盤の水が無くなったら

如雨露で、普通に、ジャバーーンと水を掛けて、それでいいのだ。

2010年8月11日 (水)

ぶなの計測調査

ーーーーーーーー(メンテナンス時の作成文は未完にて削除、編集) -----

何度も山に登っていて、気に成っていてもなかなか行動に移すと

いうことは、大変なものだ。そしていよいよやってみたら、予想以上

に大変だった。まさかこれほど大変だとは思わなかった。家を7時

30分に出て、小屋に着いたのが、7時15分だった。それだって、稜

線に出たらカメラのバッテリーが切れて、しょうがないと思って歩い

た。これが写真をまだ撮れたら、ヘッドランプをつけて小屋に入った

かしれない。いちいち車を降りて、林道筋の橋の本数がいくつある

かと調べた事も、後の仕事にたたった。

何で計ってみようと思ったかといえば、久々に登って見た木の有様

が余りにひどく、階段状に登山道を覆っている木の根が剥けて、見

るに絶えない惨状に成っていた。これは、ボーッとしていられない、

何かしなければと、居ても立ってもってもいられない気持ちに成っ

て、撮った写真を持って、環境保全センターに走った。何もかも、今

までの自分の無関心と怠慢が責められ、慙愧に耐えない思いに落

涙した。そして、年明けて5月、思いは同じ、たった今、どうこう机の

上で理屈をこねているより、行動だと、その惨状の記録と、ぶなの木

の調査、計測をしてみた。確かに5年や10年前から、これはひどいと

いう様子があった。

ツツジ新道を登って、野外卓、つまり、展望台と言う地点を過ぎて凄

いと思う場面はこれ。

Simg_2347
上の木の根元がこれ

Simg_2348

この木の根を見ると、思わず手を合わせる気持ちになる。この張り

巡らされた木の根。山の土を掴んで、山そのものを形成しているの

が、このブナ達だ。そして山に来るものの足元を、細かい階段状に

なった根で、滑らないように、ぬからない様に、支え、新たな役割を

強いられている。この木の根元を踏まないで前には進めない道路

状態だ。あまりに痛々しく、申し訳なく、はじめは這った。然しそんな

事ばかりもしていられない。そこで隙間を見つけては足をたてにした

り横にしたり、根を踏まないようにして、ひどく暇掛けて歩く事になっ

た。この立派な幹の上はまだ元気ながら、太い枝先が枯れている。

当然だ。周囲198センチある。この木が調査1号の木、根元、幹、

葉振りと、一本の木を3つに分 けて写真を撮り、胴回りを測った。

Simg_2349

立派なブナだ。

Simg_2350

右手の枝の先端が、切られたように、黒い小枝の線が見えない。枯

れているのだ。こうして、写真を撮り、22本まで、記録した。この稜

線で一番大きい木は、調査8号の木の胴回り284センチで、太いと思

う木でも250を越える木は少ない。去年、風で折れた小枝を計ったら

直径3,4ミリ周囲11センチの小枝の年輪が35年であった。

Img_0313

このサイズ。

Sdsc04563_2

これに35本まで数えられる木目が入っている。木目を出すのにペ

ーパーをかけて磨きだした。小さいために、非常に苦労した。

この木から推し量っても、これらの木がどれほどの歳月を経ている

か何百年の歳月を掛けて、此処に至っているかと言う事は、関心を

持ったものならば、一目でわかる。奇しくも、この枝が折れたのは、

昨年11月竜巻状の突風に折れた。この時は、丁度遭難があったと

きで、救助隊が休憩に入り、必死で釜で湯を沸かし、お茶を出した。

そのときこの小枝を燃した。一事が万事、記憶に沁みて消えない。

つい先日、奇しくも、この枝がまだ折れない前の写真が、膨大な写

真を調べていて出現した。偶然にこの写真を小屋を撮るときの前景

に撮った人は蛭川さんとおもう。たった1本の小枝だが、言いえぬ感

慨があった。

観測した木をすべて印刷し、又入山時に確認作業だ。撮影時点で失

敗写真を消去すると、写真が前後して入る。撮った写真は、誤りでも

すべて消さずにパソコンに保管。それを、一本の木が、どこまで1号

か2号か、それを、見誤らないように、調査記録に残すのが写真を撮

るより、10倍も大変だった。どれほどプレビューを見たかしれない。

今度の事を反省し、帰ってから様々な工夫をして、今度の確認調査

には、もっと完璧をきせるだろうと思っている。

22本載せたいが・・・・・何百枚か撮った写真をスクロールするのが、

かなりの労働で、しかも、大衆?に興味の無い分野だろうなと。省略。

2010年8月10日 (火)

ザンザ洞

 洞沢は、沢と言うより、一般登山道の少し大変かもレベル。はっ

きり言えば沢登りとはいわないか知れない。これは当方の解釈。

それからしたらザンザ洞は立派な沢だ。登りやすい沢と言う・・・・。

Photo 

で、行ってみた。

その日は、結構人がいた。其処に5人ぐらいのパーティがきた。年

のころ45歳ぐらいの男が真新しい靴をはき、膝をガクガク震わせ

「僕は、いけません。駄目です」と連発し、歯の根も合わないほど

震えていた。

七面倒くさいな、と思ってこっちは脇を通りぬけて、ツンツカ登って

行くと、

「ほらみろ!あんな女の子でも登れるんだぞ!」

と叱咤激励され、乾いた岩で緩斜面の、すべりもしないのに、わら

じを履けとかの大騒ぎをして、挙句にザイルまで張って騒いでる。

馬鹿みたい。

シャワーを浴びてと言うコースではなく脇を登る沢のぼりだった。

はじめの内は、ルンルンだったが。象の鼻と言うところあたりまで

は面白かったがだんだん脇のコースが無くなり

001_2

つめに入ってくると、垂直の壁に成ってきて当方などは薮に取り付

くことにする。

002

ほらね。

キレットについて、食事をしていても、あんな女が登れる沢を、彼ら

は登って来なかった。結局引き返したみたいだった。正解だよ!

なにが目的なのだよ。リーダーは!嫌だといってる者をさ・・・・山迷

惑、はた迷惑。仲間に自慢したければ、下界でたねをさがせ!。

003

キレットも今のように凄い梯子が掛かっていず、いい山ジャ~ン!。

S_005

付き合わされて、直登が出来なかった彼は、不機嫌。

S_004

あらーーー懐かしい写真。この人、今はどうしているか、こう

いう容量の乏しい人と最近あっていないなー。我輩と同様、

ブスが祟って、今も惨めでいるらしいよ・・・・!?!?。爆笑。

他人の不幸は、蜜より甘い。ミロ!アブも寄ってくる。???

もうプライバシーも無いな。仲間は皆散りじりだし。100年もあ

ってないワイ

2010年8月 8日 (日)

昔の沢登り

 夏らしく、沢の写真を拝見させてもらい、昔登った桧洞沢の写真

を探してみた。ひとつは冬の氷結した映像。

006

1月16日だって。記録に書いてある。

007

撮った本人が、どっちが上か下かしばし考える映像ですね。

008

いいですよねーーー。これが正真正銘の洞沢です。張った氷の

下から覗く、水の色。流れの線の揺らぎ。絶妙です。

金山谷乗り越につめて、稜線から山頂に出れば、

009

いまだこの木が健在の頃です。

今は、片面、洞穴になっていたこの木は倒れ、有志が作ってはみ

たが重くて背負えない本人に代わり、青ケ岳山荘主が、往年の小

屋番、山名田氏と揚げたちいさい祠が、向かって右の木の下に、

納まっています。

本当に昔の話ですねーーー。

この木が、倒れてゆく映像もあります。そのときは、写真は、カラー

になっていました。この木は、片面空洞に成っていたところを利用

して登山者が、風除けに炊事をし、こげて真っ黒に成ってしまい、

これは、やがて倒れるなと思ってみたものです。あの黒焦げの姿

が、今も目に浮かびます。山がすきなんていっても、人間だからそ

んなもんです。自分のために人だって殺すんだから・・・・・・・・山な

んか好きではないと思うよ。好きなのは、山に登るということで、得

られる別のものだろな。観察していると、碌に山を見てもいないし。

昔は、カラー写真がなかったんです。そのカラー写真が白黒よりも

黴るのです。山の黴た妖怪奇怪のような写真を、どのくらい苦労し

て掃除し、とりあえず、累々と詰まれた額を、これ以上埃が立たな

いように微動(微速度でした)写真のように、恐る恐る拭き、分類し、

下げ下ろしてさらに分類し、塵の日に出したか・・・・何日掛かったか

知る人はいないだろうよ。やってはみたが始末が出来ない。祠じゃ

あないが勘弁してくださいよーーー気分。

まぁ、待て待て、愚痴走るな、皆、それぞれの役割の中で一生懸

命やってきた。

他の人間が出来ない役割が取りも直さずお前の仕事だろうと、語

る影無きものあり・・・・・・・・・・・・。クレッションクレッション。

はじめる人々は希望に燃え、賛辞と拍手に癒され、やがて兵ども

は消え、残った夢の後の始末は・・・・・いつもいつも罵られつつ我

輩のお仕事・・・・・・・・・・・・そう!それでいいのだバカボンなのだ。

それにしても、塵と化したあの写真、こうなる前にスキャンしておけ

なかったかと、素晴らしいものあり、残念でならず。記録としての

価値も重大。

そんな、白黒から、カラーになる過程に、丹沢全山を歩いた。元へ

直れ、鍋割と、風巻を歩いていない。無礼な!ねぇ!と言うわけで

東北から、鳥海山、飯豊山、磐梯山、燧ケ岳、谷川岳、富士、箱

根、奥穂。此処までは単独。

鳳凰三山、槍、御岳、白馬、雄山、大汝、愛鷹、天城は同行者あり

。本当に迷惑がられ、罵られつつ山を歩いていましたね。岳沢、

ヒュッテでは、小屋番か、救助隊か?見るもヘナチョコの我輩を見

て、

「やめてもらいたい!今も岩場で腰抜けになった女の子をようやく

下げてきたばかりだ、まったく大変だった、いい加減にしてくれよ」

と八つ当たり。オマエサー誰に向かって言ってんのー腰抜けにい

えよ!。と思えど、此処は相手の領域、神妙にして

「ハイ明日降ります」そういって登ってた。

ザンザ洞は次回。

2010年8月 6日 (金)

今年の雲

8月6日まだ鶯が鳴いている。暑くなると段々省略したような鳴き方

に変わって、いつの間にやら消える。里で鶯が鳴かなくなると寂し

い。せみが鳴き、そっちの方面はまったく暗いので、なんの鳥か、解

らない鳥の鳴き声がする、何時の時も何かしらの幸せが、ポトンポト

ンとこぼれている。それを拾いつつ、一瞬、々、ほっとして時を送る。

共に、命ありがたいと思えばありがたく、無為に過ぎていくなと・・・・・

こんな程度の人生だったかと思えば、わびしさが漂う。

ピピピピピーキキッチョキキッチョ・・・・キキキキキーその合間に普

通にホーホケキョ、ホーーホケキョと普通の鳴き方の合いのが手?

が入る。

今年初めて鶯を間近で見た。すずめよりも細く、気持ち小さく、汚い

鳥と皆が言う割には、ふかいもぐさになりかかった浅い色の緑だっ

た。ずっとずっと逢いたかったので、この日はひどく嬉しかった。庭

木の間をなきながら真横に渡って、ミツバツツジの枝を登りもう渡る

木が失せ、飛んでいった。

夕方、いつも雲が綺麗になる今年。

こんなくもから

こんなくもに変わり

こんなくもに変わり

こんな風になって。

あれよあれよと消えました。

消毒をし、ヘッジトリマで、一位の選定。真っ暗になって終了。

////////////////////////////////////////////

夜はおびただしい写真のスキャンです。何日もかかっています。

ゾーーーっとします。暑いのに寒気がします。

本日35度。里山といえども、日々これ温熱地獄。

容量オーバーで写削除。

2010年8月 2日 (月)

鷺沼

今日も、アオサギがいた。今日も4羽だ。この分では又、増えて困る

程になりそうだな。

Img_0119

今までのうちで、今日が一番ポンボケでなく撮れた気がする。

と言うより、一番近くに来た。だからうんと引っ張らなくともいいので

少々普通に近かった。と言うこと。別の鷺が、ゆっくりと手前を歩き

はじめるのだが、その後に2羽の鷺がついていた。

鷺をはじめてみたときは雪の降る日だった。こういう鳥でも保護色と

言う芸をするのだろうか。こんなにくすんだグレーではなかった。今

は本当に白とはいえない色に成っている。

傍では、鴨が泳いでいる。鵜だと首が長い。黒くてすぐわかる。

 湖の周りを良く見ると赤い物がいる?????。

Img_0123

ほらね。

動いてるでしょう、杭のようなところに近づいてゆく。この前は黒いの

が右の方にいた。その後気をつけて見るんだけれど、見かけない。

あんな大きい魚じゃあ鷺だって口の中に入っていかないだろうと思

うけれど????ワカラン。この赤い魚、どうして自然界にいるの

かな。誰か放したのかな???。鯉じゃあないのかな。40センチ

位かな。40センチといったらたいした大きさじゃあないな。物指し

だしてみて50かな。此処は穴場だな。

で、もうひとつの湖には鴨もいないし、今日は何も見つけられなか

った。魚って、どうして見て居るとドキドキするんだろう。捕れる訳

でもないのに。ねぇ。不思議だ。

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

最近のトラックバック

カテゴリー

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ