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2010年8月 8日 (日)

昔の沢登り

 夏らしく、沢の写真を拝見させてもらい、昔登った桧洞沢の写真

を探してみた。ひとつは冬の氷結した映像。

006

1月16日だって。記録に書いてある。

007

撮った本人が、どっちが上か下かしばし考える映像ですね。

008

いいですよねーーー。これが正真正銘の洞沢です。張った氷の

下から覗く、水の色。流れの線の揺らぎ。絶妙です。

金山谷乗り越につめて、稜線から山頂に出れば、

009

いまだこの木が健在の頃です。

今は、片面、洞穴になっていたこの木は倒れ、有志が作ってはみ

たが重くて背負えない本人に代わり、青ケ岳山荘主が、往年の小

屋番、山名田氏と揚げたちいさい祠が、向かって右の木の下に、

納まっています。

本当に昔の話ですねーーー。

この木が、倒れてゆく映像もあります。そのときは、写真は、カラー

になっていました。この木は、片面空洞に成っていたところを利用

して登山者が、風除けに炊事をし、こげて真っ黒に成ってしまい、

これは、やがて倒れるなと思ってみたものです。あの黒焦げの姿

が、今も目に浮かびます。山がすきなんていっても、人間だからそ

んなもんです。自分のために人だって殺すんだから・・・・・・・・山な

んか好きではないと思うよ。好きなのは、山に登るということで、得

られる別のものだろな。観察していると、碌に山を見てもいないし。

昔は、カラー写真がなかったんです。そのカラー写真が白黒よりも

黴るのです。山の黴た妖怪奇怪のような写真を、どのくらい苦労し

て掃除し、とりあえず、累々と詰まれた額を、これ以上埃が立たな

いように微動(微速度でした)写真のように、恐る恐る拭き、分類し、

下げ下ろしてさらに分類し、塵の日に出したか・・・・何日掛かったか

知る人はいないだろうよ。やってはみたが始末が出来ない。祠じゃ

あないが勘弁してくださいよーーー気分。

まぁ、待て待て、愚痴走るな、皆、それぞれの役割の中で一生懸

命やってきた。

他の人間が出来ない役割が取りも直さずお前の仕事だろうと、語

る影無きものあり・・・・・・・・・・・・。クレッションクレッション。

はじめる人々は希望に燃え、賛辞と拍手に癒され、やがて兵ども

は消え、残った夢の後の始末は・・・・・いつもいつも罵られつつ我

輩のお仕事・・・・・・・・・・・・そう!それでいいのだバカボンなのだ。

それにしても、塵と化したあの写真、こうなる前にスキャンしておけ

なかったかと、素晴らしいものあり、残念でならず。記録としての

価値も重大。

そんな、白黒から、カラーになる過程に、丹沢全山を歩いた。元へ

直れ、鍋割と、風巻を歩いていない。無礼な!ねぇ!と言うわけで

東北から、鳥海山、飯豊山、磐梯山、燧ケ岳、谷川岳、富士、箱

根、奥穂。此処までは単独。

鳳凰三山、槍、御岳、白馬、雄山、大汝、愛鷹、天城は同行者あり

。本当に迷惑がられ、罵られつつ山を歩いていましたね。岳沢、

ヒュッテでは、小屋番か、救助隊か?見るもヘナチョコの我輩を見

て、

「やめてもらいたい!今も岩場で腰抜けになった女の子をようやく

下げてきたばかりだ、まったく大変だった、いい加減にしてくれよ」

と八つ当たり。オマエサー誰に向かって言ってんのー腰抜けにい

えよ!。と思えど、此処は相手の領域、神妙にして

「ハイ明日降ります」そういって登ってた。

ザンザ洞は次回。

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