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2010年8月11日 (水)

ぶなの計測調査

ーーーーーーーー(メンテナンス時の作成文は未完にて削除、編集) -----

何度も山に登っていて、気に成っていてもなかなか行動に移すと

いうことは、大変なものだ。そしていよいよやってみたら、予想以上

に大変だった。まさかこれほど大変だとは思わなかった。家を7時

30分に出て、小屋に着いたのが、7時15分だった。それだって、稜

線に出たらカメラのバッテリーが切れて、しょうがないと思って歩い

た。これが写真をまだ撮れたら、ヘッドランプをつけて小屋に入った

かしれない。いちいち車を降りて、林道筋の橋の本数がいくつある

かと調べた事も、後の仕事にたたった。

何で計ってみようと思ったかといえば、久々に登って見た木の有様

が余りにひどく、階段状に登山道を覆っている木の根が剥けて、見

るに絶えない惨状に成っていた。これは、ボーッとしていられない、

何かしなければと、居ても立ってもってもいられない気持ちに成っ

て、撮った写真を持って、環境保全センターに走った。何もかも、今

までの自分の無関心と怠慢が責められ、慙愧に耐えない思いに落

涙した。そして、年明けて5月、思いは同じ、たった今、どうこう机の

上で理屈をこねているより、行動だと、その惨状の記録と、ぶなの木

の調査、計測をしてみた。確かに5年や10年前から、これはひどいと

いう様子があった。

ツツジ新道を登って、野外卓、つまり、展望台と言う地点を過ぎて凄

いと思う場面はこれ。

Simg_2347
上の木の根元がこれ

Simg_2348

この木の根を見ると、思わず手を合わせる気持ちになる。この張り

巡らされた木の根。山の土を掴んで、山そのものを形成しているの

が、このブナ達だ。そして山に来るものの足元を、細かい階段状に

なった根で、滑らないように、ぬからない様に、支え、新たな役割を

強いられている。この木の根元を踏まないで前には進めない道路

状態だ。あまりに痛々しく、申し訳なく、はじめは這った。然しそんな

事ばかりもしていられない。そこで隙間を見つけては足をたてにした

り横にしたり、根を踏まないようにして、ひどく暇掛けて歩く事になっ

た。この立派な幹の上はまだ元気ながら、太い枝先が枯れている。

当然だ。周囲198センチある。この木が調査1号の木、根元、幹、

葉振りと、一本の木を3つに分 けて写真を撮り、胴回りを測った。

Simg_2349

立派なブナだ。

Simg_2350

右手の枝の先端が、切られたように、黒い小枝の線が見えない。枯

れているのだ。こうして、写真を撮り、22本まで、記録した。この稜

線で一番大きい木は、調査8号の木の胴回り284センチで、太いと思

う木でも250を越える木は少ない。去年、風で折れた小枝を計ったら

直径3,4ミリ周囲11センチの小枝の年輪が35年であった。

Img_0313

このサイズ。

Sdsc04563_2

これに35本まで数えられる木目が入っている。木目を出すのにペ

ーパーをかけて磨きだした。小さいために、非常に苦労した。

この木から推し量っても、これらの木がどれほどの歳月を経ている

か何百年の歳月を掛けて、此処に至っているかと言う事は、関心を

持ったものならば、一目でわかる。奇しくも、この枝が折れたのは、

昨年11月竜巻状の突風に折れた。この時は、丁度遭難があったと

きで、救助隊が休憩に入り、必死で釜で湯を沸かし、お茶を出した。

そのときこの小枝を燃した。一事が万事、記憶に沁みて消えない。

つい先日、奇しくも、この枝がまだ折れない前の写真が、膨大な写

真を調べていて出現した。偶然にこの写真を小屋を撮るときの前景

に撮った人は蛭川さんとおもう。たった1本の小枝だが、言いえぬ感

慨があった。

観測した木をすべて印刷し、又入山時に確認作業だ。撮影時点で失

敗写真を消去すると、写真が前後して入る。撮った写真は、誤りでも

すべて消さずにパソコンに保管。それを、一本の木が、どこまで1号

か2号か、それを、見誤らないように、調査記録に残すのが写真を撮

るより、10倍も大変だった。どれほどプレビューを見たかしれない。

今度の事を反省し、帰ってから様々な工夫をして、今度の確認調査

には、もっと完璧をきせるだろうと思っている。

22本載せたいが・・・・・何百枚か撮った写真をスクロールするのが、

かなりの労働で、しかも、大衆?に興味の無い分野だろうなと。省略。

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