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2010年9月27日 (月)

下山の日

 ガォー!今日もこの天気!。いやんな るよ、運が強くって!

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窓のカーテンを引いて、身を乗り出してパチリ。楽チン。

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どうよ!。幸せの黄色くないハンカチ!紺碧の空にひるがえり!。

よーーーく乾いたろ。

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散々拭いて綺麗になったビニールクロスは又使うときのために丁

寧にたたんで仕舞い。Kさんが拭いてくれた、ブルーシートを思い

出す。今回も活躍。・・・さてと。毎日気に成っていた、屋根の釘の

浮いた奴。

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山を降りる前に、今日こそ打つぞ。

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そこいらじゅう浮いている。

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見たまえ!。大事なタイツがこんなになってしまったんだぜ!。

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どれ!カナズチを持って・・・・・・。アチ・アチ・アチ・チ・・・・!布団

を朝早く広げてそのときは トタンが焼けていないから歩けるし、

夕方は、日が翳ってくるから、屋根のトタンもあまり熱くはない。然

しこの真昼間は、熱くて素足で屋根を歩けない。靴下を履くと滑っ

て転ぶ。うっかりすると布団のようにツルツルドシーーーンだ。さ

てと・・・ホイ!。弁当箱を縛る輪ゴム。どうだ!ひらめいたろ!。

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バッチリよ!。ガンガンガン・・・トンボがすぐ傍まできて飛んでいる。

こら、馬鹿トンボ。なにを遊んでるか、釘打て!。群れ成している。

そういえば、家の熊ちゃんにもよく言ったな、忙しくしている人の傍

に座って右に行けば右、左に行けば左に首を振って、じっと見てい

る。この世に、こういう面白い生き物がいるかと言うように、延々と

眺めている。こら!クマ!手伝え、座ってるンじゃあない。なんども

そういったなー。

もしあの犬が生きていたら、一緒に山に来たろうか。ガンガンガン。

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それにしても

アチ・アチ・アチ・あー気が狂いそうだ。服なんか着ていられない。

炎天の山の上のしかもトタン屋根の上、消耗。そういえば登山者、

春には簡単に縦走できたのに、今回は駄目で戻ってきました。今

日は帰ります。といった若者。わかるんですよーーーー。小屋番

は解るんです。

此処で朝昼のまとめ食事。いつもなら2時だが今日は下山。今

食べておいたほうがいいだろう。残った卵を全部焼いて、半分

食べて後は袋に入れて持って帰る。ゴミになるものはすべて里

に下げるか、食べてしまう。

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さて、

4日干してもかび臭い、ご重体のお布団様の模様を良く覚えておき

今度着たときは、徹底的に、黴菌をぶちのめしてやる覚悟。最終的

にすべての布団をしまい・・・。簡単に言うな。

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これだぞ。

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積み上げて積み上げて・・・。カナズチも忘れないように入れて。

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お針箱もしまい。

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読むつもりで出した本も全然読めずにしまい。

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舌代もしまい。

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掃除しまくった茶箪笥も閉め。

コーヒー挽きもしまい。県の方がおいしいといってくれたのが嬉し

かったかな。

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クイの確認と写真撮りも終わり。

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掃除し切れなかった階段を恨めしく眺め。

一夜干もしまい。

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水をチョビチョビ使うと不経済なので、まとめておいた食器も洗い。

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最後は狸か狢か、アナグマか、小屋の裏に空けられた穴を、博物

館の参考になるかと思って撮影し。精も根も尽き果てて3時45分外

に出る。

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ここでなぜかひとり爆笑。お前さ、これから山を下るんだよ。大丈夫

かよ。振り返る。小屋。

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この板も、ヤツガレが春に敷いたのだ 。3枚に成っているだろが。

いくらか見場がいいよな。汚くて嫌でいやで仕方なかった。便所に

行く丸太は腐ってみるも汚い。小屋の中もぼろだが、外も目茶、汚

い。トイレのところだって、平たい板を裏から引いてきてヤツガレが

一人で、ボランティアをしたんだ。今度は、県が綺麗にしてくれると

言うから。楽しみだ。

丁度1週間の激戦地だったなー。草臥れたけどもう1日いればな。

そうしたら、残りの布団を全部干せたんだよなーーー。こんな晴天

続きは小屋はじまって以来よ・・・・・・・・・!。締め切った小屋は、

蒸れて黴る。そんな布団で休んで、4000円払ってくれる登山者が

居る。自分がそう思うんだから、金を払う登山者がかび臭いと思

わぬ訳が無い。我慢してくれているのだ。事情を察して気の毒に

思ってくれているのかもしれない。本当に申し訳ない。然し40円

払っていく人も居て、山小屋やめたほうが気が効いているかも

と思うときがある。愚弄しているのだろう。然し、お金を払う人が

居る限り、私には出来ないかもしれない正直さに敬服し、小屋

の勤めとして必死に布団を干す。肩が痛かろうが、腕が痛かろ

うが、浮いた釘が刺さろうが、小屋主の務めだ。大変でも本望。

一人、快哉を叫んでいる。

仕事の合間に休みを利用して小屋番してくれている二人も布団

を干す時間が無い。きっと喜んでくれるだろうなと、それが又嬉し

くてしっかたない。余計な事と又文句言われるか?一抹の懐疑に

揺れながらと言えども、な。

さー!!!写真展がまっている。

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