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2010年9月11日 (土)

布団干し

朝、いのⅠにやることは布団干し。

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思いがけず南の屋根が木の陰で日陰。

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野外卓にビニールシートを敷いて広げ、ありとあらゆる窓から

布団を出し・・・。

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本人はいたっていい気持ち。されど・・・。

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遠くから小屋を見ると、小屋全体が、ちぐはぐな布を纏った

ぼろ雑巾!。

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布団と一緒に取り込まれた蝶々。黒に黄色い縁取りでとても綺麗。

こういうものは、つまんで外に出さない。追い払ったりしない。窓を

開けて、じっとしておくと一人で出てゆく。人と同じ、パニックに落ち

ると遭難する。

小屋番は今朝、西丹から入山。昨日登山者が入ったが、西丹には

下山しないというから、どうなっているか。小屋番も小屋まで行き着

けるかどうか、桧洞丸の西側は台風をせき止めて、目茶目茶だっ

たようで、行政の発表した災害情報もなかなか荒れていた。

此処のところ、山には、随分草が生えてきた。アザミだらけだが、こ

のアザミも、保護して増えまくった鹿が、他の草は、総なめやっつけ

ても、このアザミだけは痛くてよりつけない結果、こうなった。アザミ

山になるのは、本当に短期間だった。10年はかからなかった。昔は

パラパラだった。これも結局は、人の関与した間接結果と言う事だ。

山だって必死だ。樹だって必死だ。これで、山の土がいくらかでも風

雨の、流出が免れるかと思えば、アザミだろうが、ガザミだろうが大

歓迎。本当に痛くて嫌だと思わぬでない。然し自分の身勝手を、人

の身勝手をふと思うと、嫌なら、やめて正解。観光登山は所詮、快

楽を求める物。やめて当然。

山がほっとする。西丹のゴーラ沢もさぞ水が増えたろう。増水して、

渡れなければ、引き返すのが当然。山の常識。入り口が悪ければ

奥はもっと悪い。冒険で入るのであれば、それは生死をかける道、

何があろうと、自業自得とわきまえるべし。好き勝手して、困ったと

時は、他力本願では、やがて国がつぶれる。何日も飛ぶヘリ、場

合によっては、貴方の命の先に、この時代財政はつぶれるかも。

山小屋は、観光登山で生業を立てている。然し、その生業の元を

此処まで痛めつけて、最終的に失う道を選びたくは無い。この小屋

は、この山の再生の拠点として別の道を共に選んだ。

さて、小屋番からどんな写メールが届くか。

 

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