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2011年3月 1日 (火)

大層にいえば安全登山対策

写真展の準備でマイピクチャに取り込んだ写真を印刷に掛けて、次

々展示の写真を点検していたら、こんな写真が出てきた。

Simg_1534

まるで強盗にでもあって、応急処置でもしたような影像だが・・・・。

さにあらん。小屋主が外を見たいだけの話。選りによって刷りガラス。

然し季節は山の秋。寒いの何の半端ではない。然し、この小屋の

中はまるで袋を被せられたようで、ジワジワ首を絞められていくよ

うな感じがする。息苦しくなる。良くこういうところに居られたもんだ。

Simg_1529

天気のいい日はガラガラと開ける。

Simg_1528

登山者が、寒いですねーと言うが

「でも今日は温かいほうですよねー」とかいって誤魔化す。

ある雨の日、ガラッと戸が開くので出て行ってみると

「何だいるのか」と上から下まで濃紺のカッパの男がひと言って

立ち去る。

いちゃあ悪いのかい?と思ってしまう。

小屋番が居ない小屋を利用したい向きには気の毒だが、他人の

家に上がりこんで、人の善意を逆手に取ろうという行為は犯罪で

すよ。・・・・・・・・・こんな風な人は結構見かける。

「ナンダ邪魔者」といわんばかりの登山者も居れば、長雨の中を

疲労困憊してたどり着いた登山者は、突然神様。見たいな事を言

う。地獄から天国、天国から地獄激しい落差。心臓によくない商売。

そして連日の小屋掃除。息が苦しくなって、外に出る。そして目の前

に広がる雄大な景色を見て深呼吸をする。アーーー生き返った気分。

そして又、埃とごみの小屋掃除。

皆の善意に支えられて、ここまで生き延びてきた。長い間、小屋を

放置して、腐りきる寸前まで来たような物。慙愧に耐えない。

埃と塵の山との格闘に耐えがたく、寒さにも絶えがたく、四苦八苦

して放置された硝子を見つけてきて、繋ぎ合わせて貼ってみた。

山の湿度は、無駄な抵抗だぞーヒヒヒーとあざ笑うかのように、硝

子がテープから剥がれて滑り落ちてゆく。このまま置けばガチャン

だ。余計な仕事が増えるばかり・・・。アー何としても不愉快だ。

大概の我慢は出来るがこの我慢は出来ない。サポートの連中の

知恵を結集すれどもつまりは窓枠ごとはずして、硝子を入れ替え

て上げるしか道はないという話になった。9月のヘリの荷上げまで

待てないから、春までに決行だ。

年が変わって一昨年の秋、遭難があったときだった。例によって、

始終外を見ていたが、

「オーイ・・オーイ・・」と絶え間なく男の声がして外に出てみると消防

士のようなオレンジ色のシャツを着た年のころ50才前後ぐらいの

男が小屋の前から山頂に上っていった。外に出てみると、すでに小

屋の前を通り過ぎていた。そこで

「ピッ!」と鹿の鳴き声がして、男はふと立ち止まり、左右を見て振

り返った。なんだろうと思う小屋番に男は一瞥を呉れて、言葉もな

く立ち去った。仲間が先に荷物を背負って行ってしまって、声を掛け

ながら、後を追っているのだろうかと思った。遭難が発生していた。

関係者かどうか知らないが、そういう見慣れぬ景色にあった。

間もなく救助ヘリが飛び、金山谷方面に行くヘリコプターに

「そっちじゃあない」と手を振ると

「今何か合図しましたね」とホバリングしたヘリからつるつるとスリム

な隊員が綱を伝って降りてきて言う。

「今日は東に行った人は居ません。探すなら西です」といった。

結局10日後、遭難者は西で発見された。

何しろ私は外を見ていたい。それが自分の為であろうと、人の為で

あろうと、問題ではない。ただひたすら外を見たい。窓から見える

登山者が居れば、年のころ・・・・?どんな服着てどっちに行った?。

上か下か、トイレか。・・・・・きっと凄い目をし見ているか知れない・

・・・・・・アー・・・ヤダヤダ。マイピクチャーを開いて変な写真が出

てきたばかりに脱線してしまった。ブログなんか10日に1回でも良

いのにさ。HPはもっと更新しなくても良いのにさ、バカの一言だ。

ア、イソガシ。

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