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2012年4月 5日 (木)

ゴミの中からバイケイソウの芽吹き。

この前、送迎の車の中で、神の川乗越のゴミの話をしたのが3月
29日の帰りの車の中だった。

そして、5日後、彼女は神の川乗越の水場のごみを拾うべく、青ケ
岳山荘に入っている。・・・・早ゃ!

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稜線から少し下ると、岩が露出してくるが、流された土砂が堆積し
て、水源を埋めるようになり、夢の島状態になっている。

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やがて出てくるゴミの堆積地

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こんなゴミ

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あんなゴミ

水場で起きるお食事に付きまとう宴会の末に出てくる酒瓶の破片。
何百年たったって腐ることはない。

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靴下軍手、濡れて着たくなくなったのか、衣類のたぐいまで・・・。
ここの水を飲む気がしないと、語る登山者に・・汲んできましたと、
語る登山者。
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彼女は去年、ゴミを拾いたいと、つつじ新道の、ベンチからかなり
下方の南斜面の、ゴミ拾いをして、
「すみませーんちょっと量が多かったので、青ケ岳の車に乗せちゃ
いましたー」とメールを送ってくる。なんとしても行動派。
本当は、山頂から、斜面に向かって捨てられているごみ籠とゴミの
塊を撤去したいのだが、それは、私がいないと見つけられないだろ
う。

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あらら・・・鍋の蓋?・・・。稜線間近の南斜面にはバイケイソウの
芽が吹いていると・・・語る。

彼女が青根についたのは、15時。この写真の撮影記録の最後は
8時。ここまでの時間を差し引いて彼女はこの山のごみと、4時間
格闘した計算になる。

「ゴミを拾う人は、青ケ岳山荘に運び、青ケ岳山荘から、それぞれ
小口のボランティアにおろしてもらう」

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という案を提供した安永さん。これが、去年の秋だった。誰が?拾
い、誰が、降ろすの?という言葉がのど元まで出てきて、詰まった。
ぞれが、今信じがたい現実になって、一歩一歩と歩み始める。

苦情提言の登山者を語れば・・・。
「登山者はそんなこと言う資格あるか、たった一度も今までで、ゴミ
を捨てたことがないといえる人がいるか、そんなことを、青が岳山荘
に来て言うなら、自分で、黙ってごみの一つでも拾ったらどうだ」
と憤慨してくれる、熱血の人もいる。涙が出るほど有難い・・・。然し
黙って居る登山者よりも、できなくても語る登山者の方がありがたい
。貴重な、情報提供者だからだ。

私にしてみれば、どの人も、ありがたい。どの人からもサインをもら
っている。つまり、一番の障害は、私自身の心と、行動にある。

「あー、馬鹿らしい、あ~ぁまた誤解されてしまった。私は何をやって
いるんだろう、なんなんだ私は?馬鹿か。情けない!腹が立つ・・。」
常に離れないこの思い、迷い、果てしなく挫折を繰り返し、やめる決
断もつかず、結局ゴミ拾いや、植物を生かしていこうという行動から
抜けられない。やるなら、悩まない。誰に何と言われようとただ語り
掛け、助けてくれと、訴えかけ、黒岩君の教えに基づき、ひたすらに
仲間を募る。自分で行動しつつ、語りかける。それが私の使命だ。

いつかきっと、できなくなる時が来る・・・その時がいつかはわからな
い。

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(青ケ岳山荘に来て間もなかったころの山内さん)

こんな私から見れば、淡々と??ひたすらに行動する彼女は超人と
いう他にない。最後にあっさりと一言。
「また来ます」そういって車に乗込んでいった。

こんな人々の葛藤をよそに、季節は刻々と廻り、草木の芽吹きが始
まる。この地表の山という高みを一番支えている草木は、何を語る
だろうか。ゴミがあろうがなかろうが、来る春に草木は芽吹き、障害
には痛み、絶えてゆくときには絶え。

みなと同じ、苦しいときは苦しいよ・・・らしい。

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