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2012年9月28日 (金)

花の名

昔は、バイケイソウと言ったが、ごく最近、オオバイケイソウと言う
人がパラパラ現れた。花の名も、時代と共に遍歴するのかな??
昔、ガイドブックに間違えて、花の名を記入して、それ以来、花の
写真は載せても好いが、名前は書くなという時があった。名前ひ
とつでも大変なのだ。

Img_1280s

山でトリカブトを見ると種の付き方は正にホソバノトリカブト。花
そのものはちょっと花弁のふちが開いて、ヤマトリカブト。然し、
こんなつぼみの色ではない。図鑑のような大きさになると明らかに
紫色を帯びてくる。本当に小さいときは、葉の付け根で緑色でいる。
よくよく花を見て、図鑑をひも解いて訳が分からない分野にのめり
込んでギブアップ状態になる。
Img_2211s

檜洞丸で見るトリカブトの花は、上から咲いて、上から種をつ
け、今9月下旬は、上の方に指2本広げたような種をつけて
いる。葉は、広い。
今年は、トリカブトが咲いた。今までも壊滅状態ではなかったが、
めっきり減って、このまま無くなるのではないかという不安さえあった。
トリカブトは鹿が花を食べるという。私は見たことがないが、何十年
かの山暮らしの小屋主が見て語る。だから、鹿柵の中に咲いている
のかと思っていたが・・・雨か?としか言いようがないところにたどり
着く。結局は、憶測でしかない。トリカブトがどっと登山道わきの草地
に見ることができた。
今年は雨が多かった。5月の連休から6月のツツジの時期まで比較的
晴れたのは珍しく、終わったつつじの花の後から、つぼみのツツジが
雨にも打たれずに開いていたり・・・近年にない、ミツバツツジの花の
謳歌があった。しかしその後の雨で、
Dsc09664s

地下茎で増える菊としては、この雨が、花盛りを呈する引き金に
なったかもしれないと、訳が分からない中に考える。また、菊を鹿
は、絶対に食べないということも言えるかしれない。あの痛いアザミ
でも、何か知らぬ動物が食べている。然し菊は食べない。

今年は7・8・9月とよく降った。天候は植物に影響を与えるのは
当然。バイケイソウだけは5月の雹に3回やられてズタボロだった
けど、それでもところどころ咲いた。マルバダケブキも近年として
は好い方だった。
寒かったから遅くに次々開いて、結構見事な花畑が出現した。Img_2244s

その中で、何にも勝る驚愕のヤマシロキクだった。時期を外せば
なん十回登っても見ることはできないが、降り積もった雪の中を
行くような、隙間のない菊の花の密生が約1か月続いた。8月下
旬には咲き始めて、9月中ごろ最盛期で、下旬まで続いた。標高
の高いところから咲き始めて、当然高いところから終わる。終わ
るころは、花弁がそってくる。つまり下方に垂れてくる。頂花にそ
れが始まると終わりになってきたなと思う。この大群落は、再び
出現するかどうかわからない。同じ条件がそろえば、又、お目にか
かれるだろう。それがいつか・・・。わからない。

動画は沢山撮ったが、富士山が入っているのでひと手間かけてご覧くだ
さい。ユーチューブにして貼り付けました。

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余りの見事さに数人の親しいつもりの人に、メールした。たった
二人来た。信用がないのである。それとも山に向かう方向が違う
のかも知れない。みな忙しいし・・・。

これがヤマシロキクか??つつじ新道を上りつつずっと、花茎の
短い花の葉と花を写真に撮りながら登ってきた。花弁がまばらな
物、元葉の形状、寸法など。大体いつもこんなことをしているから
1時間から2時間余計にかかる。最近の新記録は、青根から全て
の橋と、沢を写真を撮りつつ山に登ったら、12時間かかった。そ
の時は、なんとも思わないが、しばし時間がたって振り返ると、訳
わからないな????と、思う時がある。

Img_2479s
タテヤマか・サワシロか・ヤマシロキクのチビか・・・色々写真に
撮って・・・苦労した割にはピンボケ。

和名ヤマシロキク シオン属。別名シロヨメ。、牧野図鑑をひも解いて
みてください。

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